志望動機は、自分の好きなこと・得意なことを書くとラク
こんにちは。
私は2つの職業訓練校で1年講師をしていました。(職業訓練校は、コースごとに3・4ヶ月まとまって行い、次のコースまで休みなので、合わせて1年です)
主にデザイン・HP作成のWeb関係を教える講師です。
しかし、生徒から「志望動機を書くのが難しい」と個別で相談を受けていたので、志望動機の書き方に関する自分の経験を答えていました。
デザイン・Web関係の志望動機の書き方に特化していると思うので、全ての職業に当てはまらないかもしれません。ご了承ください。
私はキャリアカウンセラーなどの資格はもっていないので、参考程度に読んでください。
本題
志望動機は、自分の好きなもの・得意なことを書く
これは、私が玩具メーカーの書類選考で書いた志望動機です。
私は丸いものが大好きです。世の中を丸いもので溢れさせたいし、丸いものに囲まれたいです。
弊社に入社した際は、大好きな丸を生かした玩具を作りたいです。
自分が好きなものを書きました。私は丸いもの(ドラえもんなど)が好きです。自分の好きなものと、なので、志望します。をくっつけると簡単に志望動機になります。
事実を書いているので、面接時も自分の好きなことについて語るだけでいいのでスラスラ言葉が出てきます。好きなことを語るのって楽しいから。
そして、「嘘をついている…」という罪悪感が生まれません。
玩具メーカーの結果は、書類選考は通ったのですが、面接で落ちました。落ちた原因は多分学歴不足だと思います。専門学校卒以上なのに、高卒で応募したからです。
(今思うと断る常套句かもしれませんが…)
次は、私の教室で生徒さんが答えてくれた例です。
Web制作会社の書類選考で書いた志望動機です。(そのままではないです全体をぼやっと変えています)
私はファッションに興味があります。常に投稿型コーディネート○○というサイトで情報収集し、自分でも投稿しています。
ファッションは色と形の組み合わせです。自分はそれを考えるのが大好きです。その自分のセンスをサイト制作に活かせたら。と考え志望します。
この生徒さんは毎日おしゃれをして教室に来ていました。
何を書いていいかわからない。と相談をうけたので、好きなものはなにか。聞くと「ファッションが好きです!」と目を輝かせながら教えてくれました。
・ファッションのどういうところが好きか
・仕事にどう活かせるか
を一緒に考えました。
後日、「面接がうまくいった」、さらに後日「内定をもらった」と報告してくれました。
こんなに履歴書・面接で迷わなかったのは初めてだ。と喜んでくれました。
私もとても嬉しかったです。
まとめ
時間が余りそうな時は、この志望動機の書き方の授業をしていました。
この授業のあと、履歴書を書く時間では明らかに空気が柔らかくなるんです。
授業をやる前は、みんな難しそうな顔をして空気が張り詰めていました。
難しく考えちゃうよなー志望動機。
以上、志望動機の書き方です。
最初に書いた通り、私の担当は、デザイン・WEB・ITなので、全ての業界には通用しないかもしれません。
お金を数えるのが大好きと言っていた生徒は、それを生かした志望動機にして経理に就職が決まったと報告してくれました。
今は講師をやっていないのですが、辞めたあともメールで「就職できた!」と報告してくれる生徒さんがいて嬉しいです。
それでは、自分の好きなもの+なので志望します。ぜひ活用してみてください!