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振り返り日記 その②〜心拍確認と母子手帳交付〜
赤ちゃんの心臓ってこんなに早く動くんだ、、、!
これが初めて心拍確認した時に思ったこと。エコー写真ですごく小さい楕円形のものが、パカパカパカパカ動いてた。自分の体の中に生命がいることを目で見られる貴重な体験。(仕事もそうだけど、やっぱり可視化って大事よね、うん。)
あとどういう仕組みか分からないけど、心拍の音も聞かせてくれた。一生懸命動いてて、こんなに小さな体で生きようとしていることに、神秘的なものを感じたな。
そして無事、「区役所から母子手帳もらってきてください」と言われた。
最初に病院行ったのが初期の初期すぎて(大体妊娠5週めくらい)母子手帳交付の指示まで3回病院に行った私。もちろんこの間は補助金使えないので全部自費。幸せな出費にはなったけど、やっぱり高かったな。国よ、そして自治体よ、現役世代にどうか優しくしてくださいーーー
早速仕事の都合をつけて、区役所へ行った。夫も一緒に来てくれた。
転入届けやマイナンバーカード更新ぐらいでしか来ていなかった役所、奥のブースに児童関連の窓口があることを知った。
色んな説明を受け、動画を視聴し、母子手帳交付にあたり申請書を書いた。「母の情報」みたいな項目があって、(あぁ、私お母さんになるんだな)と嬉し恥ずかしになったのをうっすら覚えてる。
簡単なアンケートもついていて、「出産・育児に関して、周りに頼れる人はいるか」の質問に、ちょっと胸がキュッとなった。幸いにも私は、夫が一緒に取り組んでくれる仲間であり(いやそもそも父本人なんだから当たり前なんだけど)、実家が近いので実母実父に頼れる環境だ。でも、世の中にはそうでない人がいて、孤独になってしまうケースがあることを目の当たりにした。今までも胸が痛かった子育てに関する悲惨なニュースが、一気に身近な現実であることに気づかされた、そんなアンケート項目だった。
国や自治体の紙文化をまざまざ見せられたのもこの時。
母子手帳と副読本、市が発行してる子育てレクチャー冊子に加え、大量のお知らせ紙が渡された。
今年度から始まる国の補助金に関するお知らせ、今年度から始まる市の補助金のお知らせ、子育てに関する支援センターのお知らせ、子育てに関するセミナーのお知らせーーー
経費削減だろうか、お世辞にも良い紙質とは言い難く、印字が滲んだお知らせをたくさんもらった。お知らせ関連はPDFで配布、みたいなことにならないだろうか。国自治体のDX化は本当に遅れてる、どうか変わってほしいね。(ちなみに補助金申請や区の両親学級申込み系は全て電子化されていた。良かった!)
母子手帳と共に、マタニティマークをもらった。それまでどこでもらうか分からなかったので、自治体や交通機関、あと子育てグッズを売ってるお店もノベルティで配ってることを知った。早速肩掛けカバンにつけたけど、なんかスキップしたくなるような浮き足立つ感じ。
プライベートのカバンと仕事のカバン、わざわざ付け替えるのが面倒だからと、すぐに交通機関にもらいに行った。「マタニティマークください」って言ったらすぐにもらえた。母子手帳見せるなどのエビデンス不要であることに驚いたけど、悪用されないことを前提とした性善説の運用に、ちょっと嬉しくなったのを覚えてる(考えすぎ)
ちなみに結婚を機に実家近くの街に住んだので、もらいに行った交通機関は小さな頃からお世話になってる路線である。小学生の頃から乗ってた路線からマタニティマークをもらう、貴重な経験ができた。渡してくれたおじさんはそんな事情を一切知らないと思うけど、きっと私はそのおじさんのことをずっと覚えてるだろうな。