自問自答と、ユニークな答えを出すために
問い発見の手段
タイマーと、紙と、ペンを用意して紙の真ん中に問題となっていることを大きめに書いてまるで囲んでおく。
集中して取り組むためにタイマーで正確に3分測って思いつく限りの問いを書き出していく。
三人くらいの人数でこれをやると問題解決につながる良い「問い」が見つかったりする。
「問いがない」ということは思考停止に近い状態だ。
そういう人は日々のコミュニケーションにもさぞ事欠いていることだと思う。
要求に叶った「問い」を立てる
何かをテーマに論文を20枚書けと言われた場合、問いがたたなければ字数がもたない。
「問い」を生み出せない人は自分の思考の畑で「問い」が育たないことを理由に、出前をとって間に合わせるかのようにマスコミやネット、どこかで誰かが言っていた意見を自分の意見のように書いてしまう。
大人のコミュニケーションの場である職場や近所の人の噂話に至るまで自らの「問い」から育てた意見ではなく大衆の意見をそのまま自分で考えた意見のように口にしてしまう。
いい「問い」がたつ人は、問いが謎が謎を呼ぶように湧いて長い会話も持ち堪えられるし、実感のこもった自分の意見が言える。
問いが立たない人だと、そもそも自分が何を話ししているかに気づこともできない。
文章でも会話でも、話全体を貫く一つの大きな問を「論点」というが、話の舵を取るのは「論点」だ。
(論点) → (意見)
私は「良い」か「いけない」か → 私は悪くない
ミスはなぜ起こったか? → 仕事量に大幅な無理があったから
論点がずれてしまってる場合、会話は成り立たない。
「問い発見力」を鍛える
方法は以下の通り
■ 面白い!と思った記事などを切り抜いてはる。
(その面白い考えはどういう問いから出てきたのか、文中にあれば線を引く。)
(文中に「問い」が書かれてなければ「意見」から逆算して割り出す。)
■一つの論点に対して100個の問いを立ててみる
(実際に100個問いを立てるのは骨が折れるが、限界に挑戦する事で普段どれだけ限られた問いの幅で思考を巡らせているのかに気付ける)
(※あなたの話はなぜ「通じない」のか/山田ズーニー著 参照)
◎今日の呟き
これはまた耳が痛い話でした。
毎日note更新することだけを目標にして、強制的に文章を作るスキルを得たいとの思いから無理にでも投稿してきましたがほとんどが「問い」から生まれた呟きではなく「そう言えば前に…」と言った見解ばかり。
新しい視点を得ようとか新しい発見を呟くというよりは「以前の情報と一致するか」「違っているか」などの正否の判断しかしてませんでした。
調べる癖なんかもついてない。
本当にnoteを更新するために綴っていた私です。
言ってしまえば今もそう。
でも仕事終わりに毎日頭を捻って問いを立てるのは堪える…。
ということで、あと2本?かな。
ようやく365日達成できそうなので、達成したら日々の自分の行動や仕事に対して問いを立てて自らの視点で浮かんだ考えを文章にしていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。