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正しく理解すること



目をつぶって身体の感覚に集中することは皮膚感覚や内臓といった「現実世界」で送ってることに意識を向けること。
だから、特に目をつぶらなくとも、出勤の時や移動中歩いている時に一歩一歩踏み出す足をカウントし、「いちに、いちに」と歩みに意識を向けるのも効果がある。
これを何ヶ月か続けることで頭がスッキリ、シャープになっていることに気づくだろう。


「貪欲」「怒り」「妄想」は三大煩悩


現代の仏教はこれらを戒めろと説くが、ブッダは「心の状態を理解するためのツール」として使っていた。
正しく物事を理解することの中に自分が「正しい」と考える思考は不要。
ただ目の前にあること、起きたことを見据えるだけ。
そこには「反応」も含まれない。
そういったクリアな心で相手や世界を解釈することを「正しい理解」とする。

そして正しい理解によって人は自由な心を取り戻せる。


判断しすぎる心

人の悩んでしまう原因の一つに「判断しすぎること」が挙げられます。
判断とは「決めつけ」「思い込み」のこと。
「こうでなければ」という思い込みは潔癖さや完璧主義な性格を作り出してしまう。

目覚めた者は、人間が語る見解、意見、知識や決まりごとに囚われない。
彼は、善し悪しを判断しない。
判断によって心を汚さない。
心を汚す原因も作らない。
ブッダは、正しい道(方法)のみを説く。
かくして「わたしが」という自意識から自由でいる。
──スッタニパータ〈心の清浄について〉の節

決めつけてわかったフリをするのは気持ちいい。
他人に認めてもらった時に気持ちよさを感じるように、自己の判断が「当たってた」「当たってる」ときは、気持ちが良いから人は何に対しても気付かないうちにあらゆる物事を決めつけてしまう。


◎今日の呟き
毎朝たった5分の瞑想と、あえて自分にルーティンを課して忙しくすることで周りの情報に心を左右されずに過ごせている感覚が少なからずあります。
つい先日、季節の変わり目にメンタルがやられてしまいましたが基本的に安定を保つ事ができています。
そんな折に、最近YouTubeで流行ってる優里のドライフラワーという曲を聴いていました。
サビが印象に残る曲で聴いてて気持ちの良いメロディーです。
ただ、本人が文春砲にやられて3股だとかでプライベートを晒されてしまったようです。
かわいそうに。
ゴシップには興味がないのですが、本人が歌ってるYouTube動画のコメント欄が荒れ具合から調べて初めて知りました。

女性の方は男の浮気と聞くと「最低な奴だ!」「クズ野郎!」なんて思うでしょうし、男性でも思う方いるかもしれませんが果たして本当にそうでしょうか。

以前の私なら「最低だな」と思ってたかもしれませんが…歌そのものは素敵ですし、だからこそ皆に認められて再生数も4000万回を超えています。
関連動画も含めると純粋に同じ曲の再生数をカウントするなら1億は有に超えているでしょう。
人生で成功する為に、売れる為に、彼は必死で曲を考えたと私は思います。
この期において「ありがちなオーソドックスな曲」と酷評してる方もいますが、そう思うならその方が真似してヒットする曲を作れば良い。
良いタイミングでリリースできるのも才能ですし運だとしても運も実力のうちです。
だから私には誹謗中傷をする人が彼を妬んでるようにしか思えません。
こんな感じでニーチェの哲学を心に刻んでからは、何かにつけて文句を言う人は全てルサンチマンでしかないと思うようになりました。
日本人は特に相手への嫉妬から、集団の同調圧力で叩きます。
出る杭は打たれるということわざが物語っています。
3股された彼女達も独占欲から彼女になりたくてなったのかもしれませんが、それもそもそもは彼女達の「性欲」からくるものです。
女性だからといって「3股されてかわいそう」なんて思うかもしれませんが、された側が男だったらどうでしょうか。
ゴシップにもなりませんし世間は「マヌケだな」くらいにしか思わないでしょう。
そこにも男女差別のフィルターがあります。

女性の誘いを無下に断ると悪質なストーカーになる人だっています。
うまく交わす為にはいい人のフリをしなくてはならない時もあるでしょう。
どさくさに紛れてこれは自慢になってしまうかもしれませんが、私は20代の頃、そこそこモテました。
モテる人には、モテない人にはわからない苦労もあるんです。コンパで好きでない子に好かれ、好きな子には「私の友達が貴方の事好きだから裏切れない」とか、付き合えたとしても「あなたはモテそうだから浮気が心配でしんどい」だとか。
それにモテることって、そんなに嬉しくないものです。人間は何でも慣れる生き物。モテることにも慣れます。(性欲お化けにとっては別かもしれませんが…)
他にも優里君が叩かれたように、努力した結果も何もかも含めて、揚げ足を取れるきっかけが一つでも起きれば「そう言う奴だ!」とここぞとばかりに誹謗中傷を受ける。
どれだけ普段から周囲に対して劣等感を抱いているのやら…私は逆に誹謗中傷してる方々の心の方が心配になります。

現代の日本が一夫一婦制だから、結婚前の段階でも浮気はいけないと言う概念なんでしょうが、時代が違い原始時代なら優秀なオスが沢山のメスを従えるのは誉あることです。
それに優秀なオスを選んだ三人の女性達も優秀ということ。
三人のうちの誰かが文春にリークしたのがきっかけでしょうがそれだけ彼女には自尊心と所有欲が強力だったんでしょうね。
それはそれで女性本人が納得してるならそれも本人の価値観からすれば優秀であるということですし、優里君にそういう行動をさせるだけの魅力があったということです。
歌詞の真意は本人達の知るところで、確かに考えようによってはサイコパスに思えなくもありませんが真相は本人に聞かないと分かりません。
少なくとも「ドライフラワー」は良い曲だと思いますし、本人達は本能に駆られて欲望のままに生きてる。
それが良い悪いは関係なくただ「へ〜文春はまた面白おかしく書いたもんだなぁ。」
くらいに認識しておけば、一度好きになった曲も嫌いになる事なく、新しい肯定的な視点で捉えられる可能性も出てくるんでは無いかなと思いました。


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