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パートナーとの上手な関係の作り方について⑧

「夫婦、カップルの為のアサーション」野末武義著 参照
※前回の続き


■悩ませる自分とパートナーとの違い



・葛藤や問題に直面した時の取り組み方の違い

よく海外ドラマでこういったやりとりが行われる。

女性「ねえ聞いて。もう、頭が痛いわ」
男性「それなら頭痛薬飲めば?」
女性「貴方は全然わかってない!」

特徴として
男は問題解決思考を優先とする
女は人間関係維持思考を優先とする

その為、上記のやりとりに似たケースで食い違いが起きやすい。

女性は問題解決されなくても気持ちが共有できていれば安心する。
男性は問題解決された事で『役に立った』と満足感を得ようとする。


どちらの考え方も長短があり、「良い」「悪い」といった話ではない。



・悩みをかかかえた時の対処の仕方の違い

女性は共感を重視するので、迷いなく周囲の人間にすぐ相談する。周りからの的確な助言を得られることもあるが、反対に周りに流されやすく、頼りになる人間に対して依存しやすい。

男性は反対に基本的に閉鎖的。その結果、問題解決できず行き詰まることも多い。何事も「自分の力で」という意識が強い為、デメリットとして周りの人間に対しても『自分のことは自分で解決』という考えを押し付けやすい。


・考え方のバランス

女性は『言わなくても分かってほしい』ではなく、きちんと言葉で伝える努力が必要。
男性は女性に対してまず気持ちを汲み取る努力が必要。

本日はここまで


◎今日の呟き
今回の部分はこの本出なくても巷でもよく言われていることですね。
でも、わかっていても口喧嘩や口論中にこういった考え方ができないのが人間です。
どれだけ一歩引いて、客観的に自分の行動や発言に対して「相手を傷つけるような言動がなかったか」を冷静に考えられるかにかかってくるかと思います。
私は離婚してしばらくしてからメンタルの弱さに気付き、今は毎朝瞑想し、吐く息を意識して行っています。
以前であればアタマに血が登るようなことも、最近では比較的冷静に対処できるようになったのは良いのですが、すごく感動しやすかった感情の部分の反応が大人しくなったように思えます。
怒りを抑えることができるようになったは良いのですが、喜びや楽しみの感情も含めて波が少なくなったので、これは良いことなのやら悪いことなのやら……ひとまず前向きに捉えることにします。

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