英語上達のために⑨
※上記の本を参照
※前回の続き
★使える英会話の為の英語習得には2年半ほどはかかるようです。
(※本書に著者が受け持った生徒さんの具体的な成長肯定表記載あり。)
◾️トレーニングを継続する為に
・倦怠を飼い慣らす。
(タンタンと習慣化して肉体に馴染ませることを意識してやる)
・習慣を味方にする。
(英語学習を始めた人の90%以上が初心者の段階で学習を放り出す。すぐに成果の出るものではないから習慣化を意識する)
・脳は一度忘れた情報を再度記憶し直し、それを繰り返す事で定着する。だから忘れたことにいちいちショックを受けない。
・人には気持ちの波があり、急に毎日3時間など到底できない。英語に徐々に慣れていく必要がある為、始めは10分程度から始めて、慣れてきたらつど時間を伸ばしていく。
・取り組む際には、室内でじっとしないで動き回る。脳の機能を高めるには血流を良くする必要がある。ふくらはぎには体に血を巡らすポンプの役割がある為、学習効率も上がる。
・感情と記憶力には関係がある。たまには気分を変えて取り組むのも良い。お気に入りの場所に出かけてそこで取り組んでみる。
・とにかく外でやる。自宅だとテレビや好きな漫画など誘惑が多すぎる。あえてそういうものと距離を取ることで集中できる。
・通勤・通学・電車の中でやる
(「余計な誘惑をされない場所」という事で、外でやるのと同じ意味がある)
・車の運転中もできる
(リスニングや、シャドーイングは可能。英語は音が基本ということを忘れない。)
・ウォーキングしながらやる
(前述したように脳に血流を巡らす為にも良く、学習効率が高くなる)
・積極的に休息を取る
(TOEIC300点〜900点取る為には英語を4000時間学ぶ必要があると言われてる。その間毎日数時間勉強するというのも現実的ではない。モチベーションを保ち続けるためにも疲れたのなら休息日を作る。)
・仲間を作る
(外国語の学習はマラソンみたいなもの。月一英会話スクールに顔を出してみたりして学習仲間を見つけるのも良い。)
・徹底的なポジティブ思考で
(1000覚えていた単語のうち500の単語を忘れても悲観しない。『一度は定着していた』というプラス思考で肯定的に考える。
・成果を焦らない
・英語力の成長は身長が伸びていくのに似ている
(しばらく続けていくとプラトー(停滞)の状態になり伸び悩む。だがこの状態は上手くいってる証拠であり、しばらくすると急にまた成長し出したりするものだから気にしない。)
今日はここまで
◎今日の呟き
今回の章にある『トレーニングを継続する為に』の項目は凄く充実していました。
著者の方はそもそも『自分の好きな作家の本をそのままの意味で理解したい』というのが同期というだけあって、普段から色んな本を読まれているのでしょう。
私は才能の有無は関係なしに人が何かを体得する、一定の高いレベルに到達するには反復が必ず必要だと思っています。
人には自己保存の本能(ホメオスタシス)が働いているからです。
そもそも才能なんてこの世に存在しないとすら最近思っています。
意識的であろうと、無意識であろうと、練習を全くせずに何かのジャンルで世界一になった人を知らないからです。
大事なのは反復に反復を重ねること。「習慣」に取り込む事です。
今回著者が挙げられた中にも習慣化されるまでのいろいろなやる気の保ち方、考え方があげられていたのですが、全て理に適ってる方法なのでこの通りに励んだ方は間違いなく結果を出せるんじゃないかと思いました。
学習方法はぶっちゃけ一言で言うと「意味を理解した上で繰り返し音読しろ」ってだけですので…
勉強の仕方よりもモチベーションの保ち方の方が為になること書いてあるなぁと思ってしまった僕です。
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