自分を進化させるために
どこがどう分からないのか明確化してから学べば、時間を節約し、集中して学べる。
問題が解けなかったり、勉強を進めていてつまずいたときに、そこで必ずきちんと立ち止まって、「どこがわからないのか」をしっかりと文字にして、紙に文章として書いてみる。
「何を勉強すれば、今できていないところができるようになり、わからないところがわかるようになるのか」。
わからないところがわからない場合は「分かるところ」まで戻る。
わからないところでジタバタしているよりも、潔く「わかるところまで戻る」ほうが効率的。
※上記は「東大式節約勉強法」より抜粋。
私はこの年になって今更だと思われるかもしれませんがピアノで弾き語りを何となくできるようになれたら楽しそうだと思ったので、毎日のように取り組んでいます。
基本飽き性なので投げ出さないように毎日15分間だけ集中して取り組みます。
「大人のためのピアノレッスン」の上巻を全て弾けるようになり、今下巻の2曲目なのですが、ここまで進めてこれた自分に驚いています。
やはり習慣化の効果は素晴らしい。
15分という時間も自分に最適で、「今日はめんどくさい」と思っていても「5分やったら15分のうち、3割はやったことになるから今日は5分だけやろう」との軽い気持ちで取り組んだらいつの間にかきっちり15分やってたりします。
取り組む上で「めんどくさい」という精神的な問題もありましたが、ページを進めていくにつれて、段々と上がっていく課題曲の難しさに挫けてしまいそうな時もありました。
ですが、そんな時は簡単に弾ける、その前に習得した課題曲を何度も弾きます。
そこで「できる!できる!」と自分に自信をつけさせます。
するとまたやる気が出てきて、課題曲を分解し「できないところ」をゆっくり、何度も弾いて習得していきます。
分かるところまで戻ったり、できることを繰り返すことで自己肯定感を作ることも大事ですが、確実に自信をつけていく為に盲点となる部分があります。
それは「熱中してしまう事」です。
よくプラスのイメージで捉えられますが、人間の集中力は長くて25分しか続かないと科学的に証明されています。
それなのに「ここまでやってから終わろう」「あと5分だけ」「楽しくなってきたからもっと続けたい」
結果を求めない、純粋に「楽しむ」だけの課題なら、好きなだけ取り組んで良いのですが、結果が重要な課題の場合にはブーメランでダメージが返ってきます。
「こんなに取り組んだのに全然成長してない」
「なんであんな長時間やったのにこれだけしか覚えてないんだ」
長時間取り組めば脳はその分疲れますし、体力も然りです。
普段やってないことなら尚更。
何かを習得する為には反復が必要ですので、習慣化が必須です。
では毎日やるのなら何分だったら時間を割けるのか。
タイムリミットをつけることで、明日が待ち遠しくなってモチベーションを上げることにもつながりますし、「〇〇分しかできない」と高い集中力をもって無駄な時間を最小限にできます。
色なことを習得し、自分を進化させるには、学習に取り組む際のタイムリミットは非常に重要ですので、是非決められることをオススメします。