レゴブロックで現実世界にアバターを召喚した
こんにちは。ぶらんです
今回、レゴブロックでVRChatで使用しているアバターのシャムシールくんを再現したので紹介します!
(2024/3 一部追記しました)
全身
高さ26cm、幅は22cmほど。
前髪の黄色いメッシュ🍌、三角形、ネクタイ、パーカーなど、元のモデルの特徴的な部分を意識して組み上げました。
とはいえもちろんパーツ不足による妥協も多々ありますので暖かい目で見て貰えれば…。
アップ
上から見ていきます。
前髪はシャムシールくんの最も特徴的な部分と言っても過言ではないので手抜きしたくない部分です。黄色いカーブスロープパーツをつむじとおでこから伸ばすことでカーブしたメッシュ🍌を表現しました。
耳はかなり簡素な作りです。手持ちのパーツでできる最善の組み方ではあるのですが、いかんせん猫というよりネズミっぽくなってしまったのでいつか改良したい…。
文字通り作品の顔になるので、あーじゃないこうじゃないと何度も組み直しました。
はじめは素直に幅5ポッチで作ってみたのですが、あまりにものっぺりする&大きくなるので断念。色々模索した結果斜めに角度を付けた状態に。
最終的に肌に使っている色(タン)が足りなくなり、1×1のプレート3個のために1セット追加で購入しました。表情差分や口の開閉などはないのでもう一度作る機会があったらチャレンジしてみたいです。
髪は以前から見ていたMokoさんのブログ「レゴ道」を参考に見様見真似で組みました。初めてにしては割とそれっぽくなったんじゃないでしょうか。
顔の横に浮かぶ三角形は黒い背景で見えづらくなると期待し黒いパーツで繋げています。1×1のスロープパーツをこの三角形に見立てるのはシャムシールくんを作ることを決めた際に真っ先に思い浮かんだので上手くいって良かったです。
パーカーのフードは肩に使っているジョイントパーツの上を通すため、接続にかなり苦戦しました。はじめにやった組み方は胸元と繋がっていなかったせいで強度が絶望的で、他の部分をいじってる間にポロポロ外れてしまいましたが、胴体との接続を改善した結果身体の前後をしっかり固定してくれるようになりました。
首はT字のピンに穴空き1ポッチプレートを刺して稼働しやすくしています。
ネクタイはこのスケールで再現できるよう簡単に。その割には特徴を再現できたんじゃないかなと思います。胸元に横向き1ポッチがある1×2ブロック1つで固定しているので手に入ったらもう1つ追加したいです。
パーカーの縦に伸びる赤いラインはブラケットパーツの薄い部分を紐に見立てています。これは側面にオレンジのパーツを取り付ける過程で、ブラケットが正面に見えてしまったのを赤と黄色のものに替えることで偶然紐を表現できることに気づきました。こういう意図せぬ組み合わせが生まれるのも楽しいですね。
「レゴでロボットを作るならこの手」と言わんばかりによく見るやつ。
実際簡単にそれらしく見えるのでありがたく先人の知恵に頼りました。
なおこの指のパーツもダークグレーのものを持っていなかったので追加でレゴニンジャゴーのドラゴンを1匹購入しました。
黒地にオレンジのラインを表現しました。サイズの都合で後ろ側は黒一色ですが。
見た目の再現のために股関節と膝の両方にボールジョイントを使っているのですが、このサイズ(全長26cm)を支えるにはギリギリに感じたので今後このサイズのものを作る時には別の方法を使おうと思います。一応タイヤのゴムをかますことで強度と見た目を若干補強しています。
膝から下はズボンの部分とブーツの部分で見た目が大きく変わるため、パーツの向きがまるで異なる組み方をしています。そのせいで強度は低めなので動かしているとたまに取れます。こっちも要改善。
続いて後ろ側
後頭部はパーツが足りないのとそもそもあんまり見ないだろうということでガッツリ簡略化。襟足だけ申し訳程度に跳ねさせています。
今写真見て気づいたけど耳の裏のタイルが旧ダークグレーのものですね。またこのために数千円買い足したくない例によってあまり見ない部分なのでこのままで良しとします。いつか直すポイント。
また、顔の横に浮かぶ三角形はもみあげの裏から生やしています。外して髪だけにもできますがここでは割愛。
背中にたらしたフードです。
下向きの三角形▽っぽいパーツでフードを、赤いブラケットとスロープでフードの猫耳を表現。また左側にだけ黄色い丸いやつ?を付けることでフードに付いているリングを表現しています。
パーカーの背面はしっぽが生えている都合で少し浮いているのをヒンジパーツを使って斜めに。ここも接続が少ない都合、強度が足りず何度も外れてしまったので時間をかけて調整しました。
幅1ポッチでシンプルに作成。たまたま持っていた黄色いヒンジパーツでパーカーの隙間から接続し、浮いてるように見せています。
1×3の逆スロープが汚いものしか見つからなかったのでブリックリンクで検索したら、あんまり使われていないパーツだったらしく新品の入手はかなり難しそうでした。普通にありそうなパーツだと思っていたので驚きました。
後頭部にも使ったスロープで簡単に。手抜きの割には良いかな~と。足元まで届くので地面に着ければ申し訳程度ですが支えにもなります。
今回シャムシールくんを作るにあたって、Mokoさんのブログにある「初心者向け特集」の記事をかなり参考にさせていただいたのでリンクを貼っておきます。この方の作品はどれもハイレベルで、見るだけで楽しいのでレゴに興味がない人も是非覗いてみてはいかがでしょうか。
ポーズ
一応稼働しますがサイズの割にはかなりショボめ。
丈の長いパーカーが脚の動きを制限してしまっているので下半身の動きはかなり控えめです。裾を分割して動かそうとも考えましたが、今の手持ちのパーツと技術では難しいと思い断念。いつかリベンジしたいです。
完成まで
そもそものきっかけは去年の11月末にAmazonのブラックフライデーで約15年ぶりにレゴブロックを購入したこと。
「今さら復帰するならせっかくだしシャムシールくんを作ろう!」と思い、シャムシールくんを作ることを今後のレゴライフの最終目標に据えることにしました。
そこから出かけるついでにレゴストアで必要そうな色や形の入っていそうなセットを選んで買ったり、はじめてPaB(ピックアブリック)に挑戦したりしました。
パーカーに多用されているオレンジの1×4カーブスロープなんかはPaBでたくさん買っておいたおかげでケチらずに使えてかなり助かりました。
そして実際に組み立て始めたのが5月の頭くらい。
ここから6月中旬の完成まで、ほぼ毎日少しずついじっていました。
なのでパーツ集めから含めると約半年かかったとも言えるし、半年しかかからなかったとも言えます。本人的にはもっとかかるつもりだったので嬉しい誤算です。早々に最終目標をクリアしてしまったのは困りましたが…。
完成させるために色々セットを買いましたが、かかった金額も大体把握しているのでここでざっくり計算してみます。
(覚えてないものはレゴ公式サイトを参照)
総額約63000円!
このシャムシールくんには約6万円のお金がかかっています!!
もちろんこれらすべてのパーツを使っている訳ではないですが、この金額のほぼ全てがこのシャムシールくんを作るためにかかっているのは事実。かれこれ5年近く使っているアバターなので、思い入れもひとしおです。
いや~、しかしホントにできるとは。正直自分でも驚いてます。
だって最初に作った時なんかこんなんでしたからね。
それがこう↓
圧倒的成長(というよりパーツ不足の解消)を感じる……。
完成したシャムシールくんは手元にあったフィギュア用のケースに飾っておきます。
最高~~!
終わり
以上です。
レゴでシャムシールくんを作る最終目標は達成してしまいましたが、今後も趣味のひとつとしてレゴを楽しんでいきたいと思います。多分Twitterに載せるのでよければそちらもご覧ください。
2024/3 追記
レゴ用のアカウントを作ったので、レゴに興味のある方はそちらをご覧ください!→(@Bran_wl)
ここまでご覧いただきありがとうございました!
・今回再現したシャムシールくん本家
・リメイクされた新シャムシールくん
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