2018.01.20 福島市周辺
仙台に戻って数日、別の知人からお誘いを受けやってきたのは福島市。奥羽線やら飯坂電車やらと「そういえば撮ってない」ものがわりとある場所だった。冬の柔らかい日差しに包まれて小旅行が始まる。
朝イチで向かったのは奥羽線・庭坂の大カーブ。天気は良いので期待できる。まずやってきたのは719系。私が仙台にいた4年間でどんどん見る機会も減り、気がつけばこの標準軌用5000番台が主たる運用になってしまった。その次はE3系つばさ。色というより、デザインとライトがどうも合わない気がするのは私だけだろうか。400系準拠のE3の方が好きだった。まあ来るものは撮るんだけど。
次に向かったのは福島市の東側、阿武隈急行の向瀬上駅。この8100系も三セク転換・阿武急全通時からの車両だけに、いつ引退するかと密かに気をもんでいた車両だった。実際、2019年の丸森での豪雨を経て、現在新型車両の導入も進んでいるという。ホーム上からファインダーを覗くと、背景には雪を被った山もいい具合に見通せる。本腰を入れて追おうとは思わないものの、記録はしておきたい被写体だっただけにちょうどよかった。
今度は飯坂電車に寄ってみた。予備知識ゼロのまま沿線をロケハンし、定番っぽさのある橋梁で東急からの移籍車っぽい車両をファインダーに収める。一度福島駅近くに戻り、信夫山公園の裏の方を散策。なんとなく撮れなくもなさそうな場所を見つけたので、なんとなく撮影。さすがに俯瞰とは言えないね。昼飯を食べてまた飯坂温泉方面に向かい、医王寺前駅隣りの踏切から、S字カーブを上る列車をいただく。いい天気でのんびりした撮影行となった。