2023.07.09 函館本線
キハ183系の引退以降、北海道内で心躍る被写体はほとんど無くなってしまった。785系やら789系なども追いかければきっと楽しいのだろうが、重い腰が上がらない。しかしながら夏の晴れた休日にどこにも行かないのもまた癪に障る。こんなときこそ距離も近くて景色もいい函館山線。すべてがちょうどいいキハ201系を地味に撮りためておくことにした。
朝3時起きで向かったのは塩谷丸山。山頂から余市~塩谷あたりが抜けないか、ロケハンしておくのを第一目的に、1時間45分で登頂を果たした。結論から言うと、余市側は「見えるが厳しい」、塩谷側は「わりと見えるが車両が目立たない」というところ。塩谷側は正午ごろになるともっと日が当たるのだろうが、その時間はもうH100の独壇場。上りは朝2本のみのキハ201を狙うのはなかなか難しいものである。とはいえ、雲が流れ込む忍路の断崖をバックに撮れるロケーションは相当良いのではないか。