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2017.03.11 東武電車
この時期は就活のため主に東京に滞在していた。久々の東京暮らし。せっかくならと近場の東武伊勢崎線…じゃなかった、スカイツリーラインに目を向け、生まれ育った下町をカメラ片手に散歩してみることにした。
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Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
意気込んだはいいが起きたら昼だった。まずは荒川の土手の真横に位置する堀切駅南側の歩道橋にやってきた。壁の隙間から望遠でカーブに位置するホームを狙う。この区間は特急から半蔵門線直通のメトロ車・東急車も通る場所だが、私としては浅草発着の8000系と10000系がこの区間らしい姿である。欲を言えば「準急 浅草」なのだが、ないものねだりはできない。まだまだ現役、銀色の10000系がやってきたのをすかさずフレームに収めた。
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Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
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Nikon D7200 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
東武グループが誇る建造物といえば東京スカイツリーである。最寄り駅である業平橋駅の名前を安易に変え、路線名にまで手を付けるほどの力の入れようだけに、スカイツリーの麓からは現業たる線路も見ることができる。新しく見える高架線は、京成と並んでいた踏切撤去と、半蔵門線へのアプローチのために2003年ごろに作られたもの。高架を走り下りる電車をまずは撤去されなかった踏切の隙間から1枚、さらにスカイツリー下の公園から再開発が進みマンション群も増えてきた曳舟をバックに1枚、どちらも銀車両で抑えてみた。
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Nikon D7200 AF-S DX Nikkor 35mm f/1.8G
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Nikon D7200 AF-S DX Nikkor 35mm f/1.8G
歩いて浅草に向かいがてら、スカイツリーバックでの撮影を模索していた。本所吾妻橋駅から近い源森橋では、手持ちのレンズではどうにも引けずに首切りスカイツリーでの写真になってしまう。そこで隅田川を渡ることでなんとか映る距離を確保することができた。東武の隅田川鉄橋は、古さと浅草駅に入る急カーブのため電車が非常にゆっくりと走る。シャッターチャンスも無限にあると言っていい。聞くところによると、2020年に遊歩道も整備されたようだ。このアングルになると邪魔になるかもしれないが、新たなアングルにもなり得るだけに行ってみたいところである。