2017.12.24 ガーラ湯沢駅
只見線の撮影を切り上げ、東京に帰りつつの寄り道として思いついたのはガーラ湯沢駅だった。スキーのために行ったことはあれど、駅をきちんと見たことはないかもしれない。何より、E4の引退も近いと聞く。ガーラ湯沢駅に来る列車は多くがMax。つまり効率よくスナップが撮れるのである。早速行ってみよう。
ピンクのラインはトキを表す。オール2階建ての編成は新潟の繁栄を感じさせた。その巨体で越後山脈を貫く様はまごうことなき上越新幹線のエース。とはいえ、時代は莫大な輸送力を欲さなくなったのもまた事実だった。
暗く囲われたホームに差し込む西日は優しくその巨体を包み込む。東京へ帰るスキー客を待つE4系の存在感はたまらなく美しかった。時間通りにホームを後にしたMaxとき。そのデコの大きさで車両限界を理解させ、昼下がりの低い乗車率は、時の流れを感じさせた。