2021.12.03 養老鉄道
貨物がウヤとなっては仕方ない。早々に三岐鉄道から切り上げたものの、行き場を失ってしまった。近鉄はあまりにもノーマークすぎてロクに撮影スポットも思い浮かばない。そこで思いついたのが春先も訪れた養老鉄道だった。なんで北海道から年に2回も養老線に行くんだも思わなくもないが、行ってしまったものは仕方ない。
春も訪れた道の駅裏手の俯瞰、秋の表情も見ることができた。天気はだんだんと雲が出てきて猫の目ではあるが、影の具合によって画角を変えることで対処した。花粉の多い春よりも抜けは良く、遠く名古屋市街まで見通せたものの、天気のせいで寄って里山感を強調させざるを得ないカットのタイミングがあったのは少し残念。とはいえ、首尾よく良く近鉄車も来てくれたのはよかった。
続いては里山のストレート区間。背景の山に特徴はないものの、勾配から山下りの様相は汲み取れる。ここも猫の目天気で太陽が当たるかは運次第。本当なら近鉄車に来てほしかったものの、曇るよりはいいだろう。
最後は養老近くの築堤沿いで。狭隘路の先にある小さなガード、周りは柿などの果樹園が広がっていた。天気は空を見ればわかるように晴れから曇りへと移り変わっていた。広角で構図を作ると、現れたのは近鉄車。天気こそ今ひとつだが、記録としてはこれでも十分だろう。