綿毛

ふわふわまいんど

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一人っ子コンプレックス!

題名の通り私は、一人っ子である。 そして最近気がついたことがある、一人っ子がコンプレックスであるということに。 母親にはたくさん愛情を注いでもらった。もちろん父親もいる。ごく一般的と言われるであろうふつうの家庭だ。 なにか虐待を受けたわけでもない。 両親が不仲だった訳でもない。(と思う。私からは仲良く生きているように見えている。) だが、なんだか得体の知れない生きづらさを抱えて生きてきた。 大学4年生、就活もすっかり終わって落ち着いた頃にふと気がついた。 「私の抱えて

    • 月とiPhone

      「人類が、いつまでもiPhoneで月を綺麗に撮ることが出来ないのは、救いなのかも知れないね。 撮れないからこそ、こうやって誰かと見る月が綺麗で、記憶にも残る。誰かと月を見ようとする。そう思わない?」 確かに、と思い月を見上げる。 画面越しの月は、ただの光の点だったけれど、こうしてみると月の模様まで見える。 「ちゃんと模様も見えるもんだね」 と、私が言うと 「君、視力良いんだね。俺には見えない。俺、目悪いんだよね。 不思議だよな、そこに見えてるのに。見えてる世界って共有

      • 自己受容

        嫌われる勇気 「人間として横の関係で対等であること」「自分と相手の問題は分けて考えること」「問題の終着点はどこか考えること」「自己受容と他者信頼」 心が動いたのはこのワードたち。 自分なりな解釈をすると、 「私もあなたも人として別人で、仲間であるから、対等で、私は私を受容できるからあなたを信頼できる。あなたに何か与えることも出来る。それこそが幸せであるし、生きている意味である。もし何か問題が起こったとして、それは私の問題か?あなたの問題か?私は勝手に生きるので、あなたも勝

        • 予定を抑えるのが上手い男

          夏祭りの出店「あらびきフランク」を食べて、感想が「すごい!」しか出てこなかった。 「思ってるのと違った!いい意味で!」 食レポごみくずかぃ。、 色んなのを沢山食べたいので、2人でシェアして食べた。 半分まで食べたあらびきフランクを食べさせたら「すごい!」って言ってくれたので、多分食レポとしては合ってたんだろうな。 あと初めてりんご飴を食べた。 いや、ほとんど食べれてなかったんだけど。 食べたいと言うので買って、先にかじってみたが、硬さに驚いた。 りんご飴の表面はつるつるの

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        一人っ子コンプレックス!

          2023/6/18の私

          お風呂に浸かって居ます。今日のお風呂は青色。何の匂いかは忘れました。 日曜日の夜7時。 先程まで知り合いと居たせいか絶賛鬱気味な感じ。 こういうのは自覚するのが大事なので、ご自愛していきたい。 例えばなんか、嫌なことがあったとするじゃないですか。 それを人に相談出来ないのなんでだろう〜? わざわざ自分で傷口めくって、ジクジクになってる生傷を見たくないからなのかもしれない。 愚痴れないんだよなぁ。 こういうのも客観視が大事。 ならどうするか。 どうするかなぁ〜 どうした

          2023/6/18の私

          沼に落ちる速度

          私は日課として、TVerやU-NEXTでドラマを見ながら食事をとることが多い。この日も、いつものようにU-NEXTを起動した。 特に見たいものがない。 いや、見たいものに対する体力が無いといった方が正しいかもしれない。 そうやって、現代人はコンテンツに追われながら生きている。 トップページを眺める。おすすめに「MIU404」が出てきた。うーん。 リアルタイムで見ていて、確か面白かった気がする…と迷っている時間がもったいないのでとりあえず再生してみる。 気分と違ったら、また探せ

          沼に落ちる速度

          名前のない関係性になった話。

          大学へ入学した年の夏に初めて彼氏ができた。 2個上のサークルの先輩だった。 彼の好きだったところは、語感と顔と雰囲気。 付き合ってから、1年半で彼の就職の関係で遠距離になり、 その後、約半年ほとんど連絡が取れず、別れることもなく関係を続けていた。いわゆる蒸発状態だったと思う。 そして、2年目に私から別れを切り出した。 別れを告げたLINEに返信は無かった。 その代わり、数か月後に「誕生日おめでとう」と返信があった。 それ以来、お互いの誕生日にLINEを送りあうという関係に

          名前のない関係性になった話。

          「新社会人」に負けるな!!!!!!!

          「新社会人」というプレッシャーに負けそうになっていませんか? なんとか新社会人を11か月目までたどり着いた私から、10個の知見を授けます。 ①入社日前日の予定を作る 友人と遊んでもいいし、家族と過ごしてもいいです。 自分を諦めさせられればそれでいいです。 なんせ寝て起きたら社会人。 もう学生時代のような自由な時間などありません。悲しいね。 だから、そんな気持ちを払拭できればよし。 一日中、一生懸命に遊んで、疲れて眠りましょう。 ②次の休日の計画を立てる 先のこと考えて

          「新社会人」に負けるな!!!!!!!

          私たちのSNSの話。

          私が大学に入学した5年前。私たちのはTwitterにいた。 サークルの先輩も同級生もみんなTwitterにいた。 何気ないことをつぶやけば、サークルのメンバーが授業中にも関わらず、リプを飛ばしてくれた。突然の大喜利大会や、小説みたいな内容のリプをずっと続けたりして、超大作を作ったりした。意味深なツイートを見かけたら、こいつ病んでるなといいねをしたり、スルーしたりした。 この時はまだファボだったかもしれない。 そんな時代を生きてきた。 それがいつの間にか、インスタに移行してい

          私たちのSNSの話。

          話しかけやすそうなオーラの話。

          なんか今、話しかけられた気がする。携帯を見ながら駅へ向かって歩いていた私の視界の端に、男性の影が映った。 私はつけていたイヤホンを咄嗟に外す。 「ここら辺に公民館ってありますか?今、携帯がなくて調べられなくて…」 私より若そうな男性だった。男性というよりも青年に近い。 私は携帯で場所を検索し、青年にマップを見せる。 どうやら青年が目指していた公民館は、ここから15分ほどのところにあるらしい。全然ここら辺ではない。川を挟んで反対側だ。 マップを見た青年は、 「あ~…、あっち方面

          話しかけやすそうなオーラの話。

          月25,000円の借金を背負った話

          衝動的にパソコンを購入してしまった。春の陽気に誘われて、新しいことがしたくなってしまった。気が付くとバスに乗り、近くの家電量販店を訪目指していた。少しだけ悩んでから、約5万円の格安パソコンを購入した。…さすがに二回払いにした。月に25,000円が今月と、来月と…。考えただけで胃が痛い。払えるのだろうか。決断力と行動力だけ優秀だが、計画性は皆無である。助けてほしい。 というのも、「転職がしたい」というまだ形も保てていない私のふわふわの自我に自覚を持たせるためでもあった。最近の

          月25,000円の借金を背負った話

          12月24日 未明

          ちゃぽん、と思っていたよりも軽い音を立てて、長年使い込んだ白いiPhoneが海に沈んでいく。大学時代から、かれこれ5年使ったiPhoneだった。思い出は沢山あったし、これが無くなってしまえば連絡を取れなくなる人が大勢いる。昔好きだったサークルの先輩や、1番可愛がっていた後輩、定期的に連絡を取り合っていた親友。長らく会っていない両親。 12月の夜の海は風が強く、身体を強く揺さぶり、今にもどす黒い海面に突き落とそうとしてくる。海は満潮で水位が高く、腰かけている堤防からほんの数メ

          12月24日 未明