BTSで覚える韓国語 #1 / パッチムと助詞(~は/~が/~を)
最近韓国語を本格的に覚えようと思って参考書を見たりして勉強しているのですが、聞き取りが出来るようにタリョラバンタンを見ていたり(推したちを見たいだけ説)、K-POPを聴いていたりして思ったのが、好きで興味関心が高いもので、意味は分かっていなくてもある程度「何と言っている」というのが頭に入っている推しのコンテンツで韓国語覚えた方が浸透しない・・?ということに気づいたので、BTSコンテンツ(主に今回は歌詞)で韓国語を覚えていこうと思います。
完全体カムバの時にどれだけ彼らを待っていたかを韓国語でスラスラ言えるようにファイティン!
ということでハングルなどは一旦飛ばしますが、話す時にまず必要になる助詞を歌詞から覚えていこうと思います。
※カナルビを表記していますが、実際日本語にない発音が多いので、近いものとして表記しています。実際の発音は曲やWeverseなどのライブ放送、Youtubeなどを参考にしてみてください!
パッチムとは
パッチムの有無でつく助詞が変わるものが多いので、先にパッチムについて説明します。
パッチムが何か知ってるよ!という方は飛ばして頂いて大丈夫です。
パッチムとは母音+子音にもう一つ子音がついた語の最後の子音のことで、
ㄱ / ㄴ / ㄷ / ㄹ / ㅁ / ㅂ / ㅇ の7音が文字の最後に来るものがパッチムありの単語になります。
ㄱ(子音 k )+ㅣ(母音 i ) で기 (ki) になりますが、ここにさらに子音ㅁ(m) をつけると「김(kim)」になり、最後についた子音 ㅁ がパッチムになります。
大体一番下についている子音のことで、パッチムと言う言葉自体"下敷き"という意味があるようです。
というパッチムが何かということを踏まえて、助詞をパッチムあり / なしで変化があるものは2つ例をあげて説明していきます。
~は (는 / 은)
는 (nun / パッチムなし)
은 (un / パッチムあり)
前にかかる語にパッチムがない場合は"는"、パッチムがある場合は”은”が付くことで「~は」となります。
너는 → na nun(なぬん) / 꿈은 → kum un(くm+un=くむん)と、前のm(パッチム)と混ざり、音が変化します。英語と同じような感じです。
「저는 ○○입니다 (ちょぬん ○○=名前 いむにだ)」
で自己紹介が出来るので、最初に覚えたい助詞です。
余談 : コンテンツを色々見ていると、同じく"私は"という意味の”난(なん)”という”너는(なぬん)”の省略形をよくみます。
これは親しい間での会話でよく使うもののようですが、フォーマルな場には合わないので、「親しい間、くだけた会話→난(なん) / 너는(なぬん)」、「少し畏まった場、少し丁寧→너는(なぬん)」、「格式ばった場、一番丁寧で間違いない言い方→저는(ちょぬん)」という感じで使います。
~が (가 / 이)
가 (ga / パッチムなし)
「가」 は日本語も同じ「~が」の意味なので覚えやすいかと思います。
이 (i / パッチムあり) / 例1
助詞の前の単語「사랑」の「랑」がパッチムで終わるので、助詞は「이」がきます。
発音は前の単語「ㅇ(ng)」は次の単語に掛からないため、そのまま「이」は「い」の音になります。
이 (i / パッチムあり) / 例2
助詞の前の単語「눈꽃」の「꽃」がパッチムで終わるので、こちらも助詞は「이」がきます。
ただ発音は前の単語のパッチム「ㅊ(ch)」の音が「이」に混ざるので、
「い」ではなく音的には「ち(chi)」になります。
윤기(ユンギ)は名前の最後の文字「기」がパッチムではないので、後ろに付く助詞は「가」になります。
※슈가(シュガ)の場合も同じ
정국(ジョングク)は名前の最後の文字「국」がパッチムで終わるので、後ろに付く助詞は「이」になります。
~を (를 / 을)
를 (lul / パッチムなし)
을 (ul / パッチムあり)
この"를"は”~を”にあたる助詞で、「밥을 먹어(パブr モゴ)=ご飯を食べる」となるのですが、日本でも日常会話では「ご飯食べる」と助詞を省略するように、韓国でも会話等では「밥 먹어」と助詞の”를 / 을”は省略した方が自然なことが多いようです。
(発音を”るる”とは表記してますが実際は日本語にない発音で難しいので、綺麗に話す時に使うかなくらいなのは有難い、、)
ひとまず「~は(는 / 은)」「~が(가 / 이)」「~を(를 / 을)」を説明してみました!
助詞だけでもまだまだ種類があるので、また次回説明していきます!