はらまき

あたたかくってカワイイものがすき

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最近の記事

編み物は魔法みたいだ

"編み物は魔法みたいだ" と聞いたことがある。 1本の毛糸を使って手を動かしているだけで物が出来上がっていくその様が魔法に見えるそう。 その言葉を聞いてから、もしかして私は魔法使いだったのかも!なんて思ったりする。 友人とお喋りをしながら、竹製の針をカチカチ言わせながら少しづつ伸びていく、いづれ帽子になるその輪が確かに魔法のようでなんとも不思議な感覚に襲われる。 編み物を初めてまだ半年程度の私でもこんな風に人に贈ることの出来るものを編み出せるのなら、何年も何十年もやってい

    • お散歩日記。

      目的もなくただ歩いた30分。 少し用事があったので表参道というか青山というか曖昧な場所に来ています。 Instagramで見ていたようなキラキラしたオフィス街の景色、私は田舎者なので全てが目新しく輝いて見えました。 一旦スタバに寄ってみると、近隣の店舗とは違う落ち着いた大人の雰囲気。客層が違うだけでこんなにも店内のムードが変わって見えるのかと、イートインでもないのにまじまじと店内を見回していました。 買ったのは季節限定のクレームブリュレラテ。 これが甘すぎず温かくって、た

      • いたずら

        いたずらが好き。 人を驚かせてびっくりした顔を見るのとか、誰も傷つかないただ楽しいだけのいたずら。 後ろから突然現れたり、陰から腕だけ出してみたり、意味もなく突然話しかけてみたり。 人の驚いた顔ってとても面白くって愛おしい。 何と戦っている訳では無いけれど、驚かせることが出来るとなにかに勝ったような気分になる。なんだか嬉しい。 小学生の頃は弟と競いながら、帰省する度に叔父や祖母を驚かせることにばかり熱中していたこともあった気がする。記憶にある限りほとんど私の圧勝。 テレ

        • 聞き耳

          家が絶妙に遠いので毎日1時間ちょっとの間電車に乗っています。 通勤通学の時間帯ではそんなことないんですが、ちょっと遅めに電車に乗ると全く知らない色んな人のお喋りを聞くことが出来て少し楽しくなってしまいます。 だいたい一限の日にいるのは毎朝少し前の駅から一緒に乗ってくるカップル。 いつも大きな声でキャッキャしているので疲れている時はやだな…となってしまいますが、仲睦まじそうでなによりです。 お昼すぎくらいに乗ると、なにかの習い事の帰りのおばさまたちがいます。 声は大きいし

          ぬくもり

          寒くなってきました。 もうすぐ冬。夜は心細くなって温もりが欲しくなる季節。 私の温もりの源はぬいぐるみ。 寒い時も心細い時も、ぬいぐるみを抱きしめて丸くなればなんだか心の底から暖かくなれるような気がする。 身体の底から温まりたい時はチャイ。 スパイスのおかげで芯からほかほかになれる。 いったこともない遠い国の飲み物でこんなにも暖かくなれるだなんて不思議でたまらない。 高校生の時は廊下ですれ違うたびに友達と熱いハグを交わして暖まっていたっけ。 最近あまり会ってないけれど、

          花束を君に

          足音と 風と貴方が 去った夜 金木犀は 私に語った 金木犀って花束にできるんだろうか、そんなことを考えながら近所のお花屋さんの前を通り過ぎていました。 花束って滅多にもらうことはないけれど、渡す人の持つ相手のイメージが伝わってきて素敵だなと思うのです。 日暮里駅でお花屋さんを眺めていた時、一人のお爺さんがバケツに美しく生けられたダリアを見つめていました。あのお爺さんも誰かに向けてお花を選んでいるんだろうかと勝手に考えてうっとりしてしまいました。 私だったらどんな花を選ぶ

          花束を君に

          身長が低い話。

          まず初めに、私の身長をお伝えします。 143cmです。中2から伸びていません。 私の両親も低い方ですが、私ほどではありません。低身長×低身長でド級の低身長となったわけです。 低身長って生活していく上でのメリットが無いに等しいので、どうにかメリットとデメリットを並べていこうと思います。 初めて目次立てて書いてみます。お見苦しかったらごめんなさい。 メリット かわいい そうです。かわいいんです。 高校生の時に友人と話していたら、身長差的に上目遣いになっていたようで唐突に

          身長が低い話。

          お風呂の時間

          お風呂が好き。 広いのも好きだけど、去年まで住んでいた家のようなステンレスの銀色で真四角の狭いやつ。 私の身長で、斜めに入ってピッタリ足が伸ばせるサイズ。 悲しいことがあった時は口元まで沈んで体育座りをしてみるサイズ。 暇な時は浴槽の結露ににこちゃんマークを描けるあのお風呂。 今のおうちのお風呂もそこまで広くは無いけれど、悲しくなった時はあの狭さがちょうど良かったななんて思うことがある。 今のお風呂は一般的には狭いけれど、私からすれば十分に広い。 得意の親指だけで立て

          お風呂の時間

          占いのはなし。

          私ってすごく物事を信じやすいんです。 小学生の頃友達のついた明らかな嘘を信じ込んだり、中学生の頃友達の所謂イキリ武勇伝を信じて言いふらしたり。 占いもしかり。 今日もいつも通りYahooの星座占いを見て、ラッキーカラーが偶然来ている服と同じ色で嬉しくなってました。いい事まだ起きてないけど。 信じているかと言えば信じているし、そうでないと言えばそうかもしれません。 当たっても当たらなくても、その日頑張るモチベーションになれているのならいいのかな、なんて思ったり。 運勢も

          占いのはなし。

          通学路

          朝、一限に間に合うように家を出るとき、いつも登校中の小学生に囲まれている。 きいろいランドセルカバーをつけた、多分小学一年生の子達は朝からとっても元気そうで、見送りに来た母親に「行ってきまーす!」とにこにこ大きな声で応える。 小さな足でちょっとずつ歩みを進める姿があまりにも愛らしい。 そこを私は19歳のくせにへんてこりんなツインテールで駆け抜けるものだから、少々変な目で見られることがある。 二限に間に合うように家を出ると、涼しくなってきたからかたくさんの犬が散歩をしている。

          印象の話

          お上品でいたい。 初対面の印象を聞くとよく「お嬢様」だとか「育ちが良さそう」だとか、なかなかの割合で言われる。なぜだかわからないけれど。 バイト先の店長に「所作が綺麗だね」と言われた。元バイト先でも「背筋が伸びてて立ち姿が綺麗だね」と言われた。 自慢では無いけれど、実はちょっぴり気を使っているから気づかれて嬉しかったりする。 自分で言うのもなんだが、笑い方や言葉遣いには品がない気がするのだけど、やっぱり人は見た目でジャッジするのだろうか。 バイト先云々には適用されないけ

          映画を見に行きませんか

          最近映画を見ていないな、とふと思い出しました。 私は本当に映画が好きで、映画の専門大学の資料を眺めてうっとりしたり、受験の出願直前まで映画学科にしようか悩んでいたくらい。 コロナ禍の休校期間中はほぼ毎日TSUTAYAに行って気になったものを1、2作品借りて帰っていたくらい。 今でも映画俳優になりたい気持ちはひっそりとあったりします。 その頃から今までの約4年間で約90作の映画を見て、フィルマークスに記録をしています。 洋画ばかりですが、どれも大好きなものばかり。 私は家族

          映画を見に行きませんか

          私の未来と子供の話

          子供が好きです。 最近司書課程の授業を受けていて、これまで以上に小さな子供たちに接する仕事がしたいなと思っています。 今でこそ演劇をしているけど、中学生の時は幼稚園の先生になりたかったし、職場体験も児童預り施設に行ったのを思い出しました。 なぜ好きなのかはあまり分からないけれど、私が命の話が好きなのと同じように、芽生えたばかりの小さな命を感じるからなのか、必死に生きているかわいらしいエネルギーを感じられるからなのか。 児童図書の話をしていると私の幼少期を思い出して、なん

          私の未来と子供の話

          笑顔のはなし

          笑顔が好き。 自分のも他人のも。 私はしっかり笑うと顔に沢山シワが寄ってしまってあんまり好きではないのだけど、でもやっぱり不意に笑いながら鏡を見た時の顔が可愛くて、自惚れだけど好き。 他人の笑顔も好き。 私が舞台の上に立つ理由の一つが、多くの人を笑顔にしたいから。 知らない人でも笑顔を見るとしあわせそうだな、なんて思えたりする。 身近な人の笑顔も好き。 仲良い人や家族が笑顔だとその場までぱあっと明るくなるような気がして、私もそうなりたいななんて思ったりして。 長生きし

          笑顔のはなし

          好きの話。

          8割でまかせをいっています 少し前に友人に「恋に恋してるタイプだよね!」と言われ、実はかなりショックを受けています。 そうなのか。そうなのか…?そうなのかもしれない。そうだな… 昔から好きな人がコロコロ変わるタイプで、しかも言いふらしたくなっちゃうタイプで、なかなか自業自得な苦労をしています。 ただ人を好きになりやすいタイプの人なんだろうな〜と思っていたんですが、どうやらそうではないらしいです。 でも好きになっちゃうじゃん。その人のことをもっと知りたいわけだし。 その時

          好きの話。

          足元の話

          新しい靴を履いてお出かけした。 白くて青いお花の模様のついた可愛いやつ。 足元が人を語るとはよく言ったもので、こだわりの靴を履いている時は気分が上がって、手入れをしていない靴を履いている時はゆるっとした気分になる気がする。 これは客観的に見ても同じことで、その人のこだわりや人間性が見えてくるような気がする。 私は今まで靴にかなり無頓着で、黒い靴ならどんな服にも合うでしょ!と言った感じで手入れもせずおんなじ靴を一年以上履き潰してた。 流石に新しいのを、と思って買ったものがブ