漫画が好きになるマンガ5選!
漫画400冊を所有する私が厳選するおすすめの漫画!
どうも、ウミガメです。マンガ好きなあなたも、これからマンガを読むあなたも。たくさんのジャンルのマンガを読んできた私ウミガメが、『漫画が好きになるマンガ』を厳選しました。ここでは超有名漫画からあまり他のサイトでは見かけない優良漫画を紹介し、ぜひこの漫画たちを手に取ってもらえればなと思います!それではどうぞ!
1.バクマン。
原作:大場つぐみ 作画:小畑健
一握りの者にしか得られない栄光を手にするため、険しい“マンガ道”を歩む決意をした二人。高い画力を持つ真城最高と、文才に長ける高木秋人がコンビを組み、新たなマンガ伝説を創る! 新時代成功物語開始!!
引用 https://alu.jp/series/バクマン%E3%80%82
週刊少年ジャンプに連載されていた大ヒット漫画。DEATH NOTEの原作・作画コンビで描く『ジャンプ作家の成長物語』です。
高校生二人組が日本一の漫画家を目指すスポーツ漫画のような熱い作品ですが、当の二人はものすごい頭脳派なんです。日本一になるため日々ぼろぼろになりながらガムシャラに努力するのですが、「ターゲット層を想定し、ストーリーを構築し、そのために何が必要か?」といった会話がよくなされます。緻密な戦略によって描かれた漫画は編集者をうならせます。しかし、時には功を焦るあまりトラブルを起こしたり、強力なライバルの出現に苦戦したりと、一筋縄ではいかない険しい漫画道。
個性豊かな漫画家たちの活躍だけでなく、編集者たちの苦悩を知ることができる数少ない漫画。なんとも王道少年漫画の展開に興奮しっぱなしです!ぜひご一読ください!
2.進撃の巨人
作者:諫山創
手足をもがれ、餌と成り果てようと、人類は巨人に挑む!! 巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。――震える手で、それでもあなたはページを捲る。超大作アクション誕生! これが21世紀の王道少年漫画だ!!
引用 https://alu.jp/series/進撃の巨人
別冊少年マガジンで連載された圧倒的なストーリー展開力が光るダークファンタジーです。「巨人に人が食われるんだよねー」とよく知らない人から聞きますが、ポイントはそこじゃないんです。絶望に絶望を重ねる人間ドラマなんです。希望を模索する戦いの中で徐々に明かされる真実。その絶望を打破できたという達成感を得る前に更なる試練がいくつも降りかかってきます。命の選択、個と全、信頼と裏切り…様々な組織や当事者たちの思惑が渦めくカオスな世界。ファンタジーなのにリアリティが溢れるこの作品も2021年についに完結。この期に読破したい名作です。
さらにさらに!圧巻のアニメは日本のアニメ界の歴史に名を残しました。最終シリーズに突入してなおも進化を続けています。が!漫画ならではの魅力、それはシュールギャグです。随所に散りばめられたヘンテコな効果音、絶妙な表情や台詞回し、そしてなんといっても巻末おまけ漫画。本編とはまるで違う世界観に困惑間違いなしです!ぜひご一読ください!
3.パステル家族
作者:セイ
スマートコミックアプリ「comico」の人気フルカラーコミック!「ご飯を家族で食べる」「友達とお出かけする」「みんなでゲームをする」――そんな当たり前な毎日が楽しく幸せです。5人家族の明河原家と、個性豊かなキャラクターが送る日常コメディ! 1度読んだら“絶対”に大好きになります。
引用 https://alu.jp/series/パステル家族
漫画雑誌だけじゃありません!今度はウェブコミックです!comicoは主に週刊連載中心のオリジナルカラー漫画が多く読めます。その中でもハートフルコメディを掲げるこの作品、パステル家族は古株にして至高の漫画だと筆者は考えてます。明河原家のキャラクターを中心に個性豊かで明るいキャラたちがほのぼの暮らしている世界観は、読むだけで心が洗われます。それだけではなく、ゲームの回などメインキャラのカッコいい激アツ回や明河原家の回など心揺さぶられる感動回などなど…この作品を読むだけで心が豊かになる、そんな作品です。
しかーし!この作品最大の特徴はモブがやかましいことです笑。もちろんメインキャラたちのやりとりがとても可愛らしく面白いのですが、テレビの通販番組の人のクセが強過ぎたり、通りすがりの名無しのキャラのシーンが長かったりと、なんとも自由な作風。極め付けは作者コメントでまさかの作者がネタバレしていく時まであります。さらに作者は編集者とも仲が良いようで休載時のおまけ漫画で編集者とのやりとりを描いたりするのですが連載分の分量を描いていたり…。そのため、パステル家族のcomicoコメント欄は大いに楽しく盛り上がりを見せています。
ウェブ漫画ならではの楽しさ、そしてコミックス版限定回も必見です。ぜひご一読ください!
4.火の鳥
作者:手塚治虫
さらに今度は昭和の作品です。巨匠・手塚治虫の遺作にして不朽の名作。誰もが一度は読むべき日本の宝と言えるでしょう。宇宙・地球・生命・人類について黎明・古代〜現代・未来に渡り、火の鳥と呼ばれる不死鳥とともに俯瞰的な視点で描かれた作品です。まさしく鳥瞰ですね。手塚治虫がブッダを連載していたこともあり仏教的な輪廻転生の世界観で描かれ、人間のエゴや倫理観、損得勘定や科学など人類目線の文明観によって私たちの生き様を描くことで「生命とは何か?生きるとは何か?」を問いかけてくる作品です。また、猿田彦のような見た目の醜い人やロックのような美麗な人、醜悪な権力者や心美しき乙女など、美醜というテーマも非常に大きく取り上げられています。それは手塚治虫自身が見た目のコンプレックス、才能のコンプレックスの強い人間であるという個性が反映されているからです。巨匠も一人の人間として悩み続け、晩年に至ってもなお苦悩していた証がこの作品なのではないでしょうか。
もちろん今作までの漫画にもとても価値があるのは間違いない事実ですが、様々な絵画・小説といった作品表現と同等の価値をこの漫画という表現で、当事・そして現代に強烈に与えたことは間違いないでしょう。一億国民全員が知り、世界に伝え続けるべき作品でしょう。ぜひご一読ください。
5.ヴィンランド・サガ
作者:幸村誠
千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。そのなかにあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド”を目指す!! 『プラネテス』の幸村誠が描く最強民族(ヴァイキング)叙事詩、堂々登場!
引用:https://alu.jp/series/ヴィンランド・サガ
こちらは筆者最推し!歴史好きでもなかなか知らない、ヴァイキングをテーマに取り上げた作品です。
息を呑むストーリー展開と激しい戦闘シーンは圧巻です。なによりめちゃくちゃ強ェおっさんがわんさか出てきます。まあとにかく残酷な世界観です。生き延びるため、主人公トルフィンは他のヴァイキングと同じように「強さを求める」ようになります。しかし、その残酷な世界の中でさまざまな出会いや人々の生き様を見て、「愛とは何か?」を希求するようになります。人の生死がドラスティックに描くことで、人の内面的な課題を読者に問いかけてくる良書です。僕は特にデーン人の王子クヌート殿下が好きです。彼はとてもキリスト教の教えをよく理解している利発な青年なのですが、とても内気で忠臣ラグナルの後ろに隠れてしまうほどです。「殿ェ下!」はもはや様式美です。しかしもちろん殿下にも試練があるのがこの世界です。続きは本編で…
作者幸村誠さんの前作ΠΛΑΝΗΤΕΣ(プラネテス)と共に、ぜひご一読ください。
さいごに
いかがでしたか?なかなか全部読んだことあるよ!って方はいないんじゃないでしょうか?このように、ジャンルや雑誌にこだわらず色々な漫画を読むことで自分の中の世界観や考え方が変わるんじゃないかなと思いますので、ぜひ皆様も手に取ってみてください!それではまた!
ちなみに…
上記のラインナップを見てピーンと来た方もいるかもしれません。そうです。私はツインエンジンとWIT STUDIOが好きなんです笑。ツインならどろろ、くずの本懐、ゴールデンカムイを見ましたし、WITなら鬼灯の冷徹や魔法使いの嫁、恋は雨上がりのように、も漫画持ってますしアニメも見てます。
漫画とアニメ、両輪で楽しむのは良いぞぉ〜
筆者:ウミガメ
最近NOTEを書き始めたばかりのアニメ・漫画ファン。農業・農村について書こうと思ってるがこの記事めっちゃ気合い入っててびっくりしてる。