8セーブで勝ち点1をもたらしたポープ「皆がゴールを守ってくれた」
スコアレスドローに終わったミランとのUEFAチャンピオンズリーググループステージ第一節を終えて、GKニック・ポープがコメントを残している。イギリス紙「Chronicle」が報じた。
ポープは主に前半ミランの猛攻を次から次へと防ぎ、この試合でトータル8度のセーブを記録。枠内シュート1本に終わったチームに貴重な1ポイントをもたらした。
「アウェーで戦うには難しい環境だったし、週末のゲームから時間もあまりなかったけど、全員が攻守に渡って良いプレーをしていたと思うよ」
「皆がゴールを守ってくれた。逆に得点を奪うこともできなかったけど、奮闘していたと思う」
ポープがミランの本拠地サン・シーロでプレーするのはこれが初めてではない。昨季イングランド代表としてUEFAネーションズリーグのイタリア戦をこの場所で戦い、0-1で敗れている。
「イングランドでは終盤に失点してしまっていたから、今日は気合を入れていたんだ。戻ってきて、絶対ミラノでやり返すってね」
「ポジティブな面も学ばなければいけない面もあったけど、とにかくチームメイトを誇りに思う。皆が個性を発揮して耐え凌いだ結果、ポイントを持ち帰る事ができる」
耐え凌ぐ時間が長くなっていたニューカッスルだが、ポープは決してドローでの決着を望んでいたわけではないようだ。
「そんなに気にしていなかったね! 最後のコーナーキックだって、ゴールになるように願っていたんだ。時計は見ていなかったよ」
「ゲームが進むにつれて、最初のゴールが決勝ゴールになるかもしれないと思い始めたんだ。いつだってチャンスを伺っていたよ」
「流れはこちらになかったけど、スコアレスの時間が長くなるにつれてチャンスがあるかもしれないと思い始めた。実際に流れが変わって、ショーンがシュートを放ったけど、少し外れてしまったね」
ポープのMVP級の活躍もあり、ニューカッスルは21シーズンぶりのチャンピオンズリーグの初戦でしっかりポイントを稼ぐことに成功。ドルトムント、パリ・サンジェルマンと同居する厳しいグループステージで、悪くないスタートを切った。
次戦は10月4日の日本時間28時より、パリ・サンジェルマンと対戦する予定だ。