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ハウ、相手の退場による数的有利も「僕らにとって、不都合だった」

エディ・ハウ監督がリヴァプール戦後にインタビューに応えた。内容を地元紙「Chronicle」が伝えている。

アンソニー・ゴードンが相手のミスに乗じて先制点を奪い、アレクサンデル・イサクをエリア手前で倒したリヴァプールのDFフィルジル・ファン・ダイクが退場となったことでニューカッスルは圧倒的有利な状況を手にしたかに思われた。

ところがチャンスを作りながらも追加点を奪えず、試合終盤に途中出場のダルウィン・ヌニェスにカウンターから2得点を許してあっという間に逆転を許してしまう。守りを固めたレッズのゴールをこじ開けることは叶わず、前節マンチェスター・シティ戦から2連敗となった。

昨季の序盤戦でもニューカッスルはリヴァプールに終了間際の得点を許して敗れており、今回もリベンジとはいかなかった。

「去年のアンフィールドと同じくらい辛いゲームになってしまった。後半のパフォーマンスや試合展開ばかりが頭に残って、最初の頃を忘れてしまいそうだよ。僕らはとても良い入りを見せたし、個々のパフォーマンスも力強いものだった」

「あの退場は僕らにとって、不都合ですらあった。とはいえ試合を終わらせるだけのチャンスはあったし、決まっていれば全く違う展開になっていただろう」

「実際そうはならなかったし、相手はヌニェスを投入して一発を狙ってきたが、一発ではなく二発になってしまったよ」

「最後の最後で負けてしまう時の辛さは計り知れない。きついけど、受け入れなければいけない」

同点弾の場面ではパスコースにDFスヴェン・ボットマンが立っていたが、体に当たったボールがそのままゴール前に溢れてしまい、フリーでシュートを打たせてしまった。

「スヴェン・ボットマンの背中と踵に当たってヌニェスの前に溢れてしまうなんて、なんと表現すればいいかわからないけど、予測できないものだったよ」

「良いフィニッシュだったと言わざるをえない。時には勝てないことを受け入れて負けないようにするべきだったのかもしれないが、結果的にミスをして再び失点しまった」

開幕戦を大勝し好スタートを切ったニューカッスルだが、マンチェスター・シティにリヴァプールと強豪相手に敗戦。次戦も難敵ブライトンとの一線が控えており、建て直しが急務だ。

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