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来週から弓道再開します

人生でずっと心残りだった事の一つに高校生の部活で弓道をやっていたのですが、3年生インターハイ予選の最後の射で的を外してしまい、その外した一射がずっと心に引っかかっています。

その射が中りだったらインターハイに出場できたかどうかはわかりませんが、その引っ掛かりを外すにはもう一度弓道をやらなければと思って暮らしていました。
しかしながら仕事が忙しくてとにかく休日は何も考えずに休んでいたので、なかなか弓道をやるぞ!というマインドにはなることもなく今に至ります。

ただ、4月から転職して仕事量が減り、子供も大きくなり、余裕が出てきたので、もう一度弓道の門を叩こうと思い立ちました。

どうやら自分の住んでいるところは弓道協会に入会して指導を受けたり、道場を使用するのが一般的なようで、入会のチャンスは年に一度の初心者教室に参加して、問題なければ協会へ入会という流れが一般的だそうです。

と、いうのも私は高校時代はとにかくインターハイに出たいが一心で弓道には段級があるのですが、受審せず、ひたすら矢数を稼いでいたので、無級無段なのです。初段を持っていると教室経由でなくても入会できそうなのですが、そのような背景もあり、教室の申し込みに行ってきました。

今年はコロナの影響もあり10名の募集。
まあ、マイナー武道だし、そんなに希望者はいないだろうとたかを括っていましたが、なんと高校生から50歳くらいの幅広い年齢から50人以上の希望者が体育館に集合していました!

どうした、弓道!自分が高校生の時は後輩を集めるのにすごい苦労したのに、最近はアニメやテレビで少しは露出があるので、その影響もあるのでしょうか、とにかく5倍の倍率をくぐらないと弓道をするという環境に辿り着けないというシビアなコンディションでした。
一応経験者なので、本当の初心者に一人でも多く参加してもらいたいと思い、教室経由以外の方法は無いのかと質問したところとにかく抽選で当たって権利を得てほしいとのことでしたので、抽選のエントリーをしました。

申し込みをしていざ抽選となったのですが、抽選中もあまり外れるイメージがなく、早く呼ばれないかくらいの精神状態だったのですが、なぜこんな自信があったのか今となってはわかりませんが、6番目に呼ばれました。

不思議なもので、昔から運は良い方だと思って生きていて、妻からもラッキーマンと呼ばれています。なんかここぞという時は掴む運を持っている様です。

ということで、長々と書きましたが、来週から実に28年ぶりにガッツリ弓道を再開することになりました。外れてしまった方々に恥じないようにまずは初段目指して頑張ります。初段になれば体育館の個人利用もできる様なので自分のペースで引けるようになりたいです。

弓道協会に入会するといろいろしがらみがあると思いますが、希望者がたくさんいる事がわかったので、できる範囲で裾野を広げていく協力をしたいと思います。もちろん、弓道を続けるって結構道具にお金が必要だったり、体力も最初はつけないといけないですし、矢を放つので危険な事もあり、安全確保のため大人数の初心者を入会させるのは難しいと思いますが、将来的に何か考えたいと思います。

まあ、来週から何をしたか、レポートをしたいと思います。
競技としての弓道は他人と競いますが、中るまでは自分との戦いなので、精神的に成長する事も期待して自分を磨きます。

とりあえず、道場では白い靴下でもいいとのことでしたが、白い靴下がなかったので、白足袋だけ週末に買いました。

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