辛い時こそ感謝の気持ち
お世話になっております。
日本大学文理学部サッカー部今季主将を務めております高橋海斗です。
平素より日本大学文理学部サッカー部の活動にご理解、ご支援をしてくださっているOB,OG、選手の保護者、関係者、の方々本当にありがとうございます。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
「辛い時こそ感謝の気持ち」
高校三年の選手権一次予選決勝ハーフタイム3点ビハインド。顧問の先生から出た言葉だった。
そして今の状況でこの言葉がふと浮かんできた
人というのは何か挫折する時や、苦しい時どうしても自分だけにベクトルが向いてしまう。
なぜ自分だけこんなにキツイんだと
そして周りへ妬みや恨みと言ったものを向けてしまいがちである。
隣の芝が青く見えたり、目の前のことから目を背けたり、自分一人として考えてしまう。
偉そうに言っているがこの事は僕自身よく当てはまる。
試合に出場出来なかったとき、怪我をしてしまったとき、チームを上手くまとめることができないとき、、、、
なぜ自分だけ...と考えてしまいがちである。
しかしそんな時こそ「感謝の気持ち」を忘れないでほしい。
試合に出場できない時
沢山の人の支えがあってサッカーが出来ていることを忘れていないだろうか?
チームが勝つために必死で練習メニューや戦術を考え、出場メンバーを決めている人間を忘れていないだろうか?
出場した試合に負けた時
悔しい思いを押し殺して、大声で喉をからして応援してくれたメンバーのことを忘れていないだろうか?
試合の運営、大会のエントリー、その試合が円滑に進むように裏で動いてくれている人がいることを忘れていないだろうか?
自分の意見が通らなかった時
その意見に対して何日もかけて話し合っていた人達がいるのを知っているだろうか?
時に涙を流し考え続けている人がいるのを知っているだろうか?
こう言った事は自分にベクトルを向けているだけでは気づく事はできない。
そしてこれは難しい。
でも覚えておいて欲しい。
辛い時こそ感謝の気持ち
この言葉に尽きる。
そして今コロナウィルスの影響で活動を自粛せざるを得ない状況にいる。
こんな時だからこそ、感謝の気持ちを持って欲しい。
毎日、光陽がトレーニングを考えてチームのために動いてくれている事。
行男が満足に指導できない中でも考えて行動してくれている事。
当たり前にサッカーが出来ていた事。
沢山の人たちの支えでこのチームがある事。
誰かのために必死になれと言っている訳ではない。
自分のことに、目標に向かって必死になって欲しい。
その中で一度振り返って見てほしい。
支えられていることを忘れないで欲しい。
誰かが歯を食いしばっていることを知って欲しい。
そう言った感謝の気持ちを持つことができれば、モチベーションなんてものは必要なくなる。全力にならない理由がない。本気になれない理由がない。
今シーズンの目標
三部独走優勝
この目標のために今本気になろう。
逆境に立たされたとしても必死に足掻こう。
そして最後にみんなで笑おう。
試合終了のホイッスル。スコアボードには5-3が表示されていた。泣きながら喜ぶチームメイト。何が起こったか正直覚えていない。
「辛い時こそ感謝の気持ち」
もうしばらくお世話になります。
主将 高橋海斗
共創
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次回は冷静でロジカルなチームのブレイン!副主将 殖栗鉄平がお送りします!!
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