ふと手にしたら
ふと手にした半紙
よくみたら長かった
半紙ではなく半切というそう
手にした下敷きも長かった
でもなんだかうずうず
書いてみよう
久しぶりに太い筆
大切な方から譲っていただいた筆
なかなかダイナミックなものを
書こう、とまではいかなかったけれど
なんだか筆にも誘われて
遊んでみよう
ゆっくり墨をする時間はないけれど
書いてみた
こんなにたくさんの道具はあるのに
眠っている
書道について詳しくも知らない
でもいろいろとご縁のある”書”の世界
でも”書”の世界にご縁をいただいた
何人もの方々
その方々の人柄、
”あり方”
とても奥深く
一言一言にとっても深みがある
それぞれが歩んできた道
みな師匠
「書き方」は教わっていないけれど
その”あり方”から
たくさんのものを受け取った気がする
まだこんな可能性もあるのか
広い場所がほしいと思ったけれど
今ある環境でやってみる
書いてみる
遊んでみる
筆が
墨が
とても奥深い世界を
見せてくれる
決して上手ではないけれど
”書けた”ことが嬉しい
薄いけれど
墨を、水を、含み
にじみ出る線
なんだこれは
こんな世界もあるのか
和太鼓を聞いたからなのか
鼓動が響き
筆を持たせてくれたのかもしれない
どちらかというと
小さな世界が好きだけれど
もっともっと大きな世界も好きだと言っている気がする
自分自身の
ぬちぬオト。
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