「個人」というものにこだわってみた結果④
お疲れ様です、谷大輔です。
50円作家という名前で絵を描いたり、たまに個展をやらせてもらったりしているアーティストです。
本題の前に告知です。
10/20に古町にあるタキザワガレージにて個展を開催させていただきます。
タイトルは『Life. -「生きる」という選択-』
無意識に考えていた「生きるとは」という問いに付き纏う感情や思考を、今できる力で表現しようと思います。
絵の販売も行なっているので、Instagramなどで随時発信していきます。
また、当日は8BAN PARKも開催されているので、PARKに来る予定だった方は、ぜひ、絶対来てください。
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そういえば、書き終わったnoteをインスタのストーリーズにもアップしているのですが、
noteを公開したら出てくる、「シェアしよう♪」みたいな誘導に沿って、インスタ→ストーリーズの手順でやってたら、なんとインスタだけリンク無し、写真のみで投稿されるものだったらしく、
2回分くらい、サムネだけ投稿する変なやつになってたみたいなんです。
noteさん、ああいうのって、普通、リンクが貼られるものじゃないんですか??!
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目指す未来
さて、前回までで絵を描くことになった流れまでは書けていたかなと思います。
↓①から読みたい方はこちらから
思ったよりも長編になりましたが、今回で完結させます。
前回までの記事にも書いた通り、色々あって絵を描くことにして、しばらくやってたのですが、ぱったりと描かなくなった時期が実はありまして。
理由はある疑問に飲み込まれたから。
なぜ『こんなこと』をやっているのか。
まあ、こんな自分ですから「何でそんなことしてるの?」という疑問は常に持っていたし、周りも感じていたと思います。
当初の自分は、「よく分からないけど、今のままは違う!」くらいの感じで色々やらせてもらっていました。
そして、ついに、「これだ!」と思える手段を手に入れたはずだったのに、「なぜこんなことしてるのか」という疑問だけは拭いきれなかったんです。
理由は色々あると思いますが、自分が見誤っていたのは
「絵を描けば、、自己表現ができれば、『自己表現できなかった』という劣等感を回復できる、もっと気が楽になる。」
と思っていたことです。
もっと言えば、「自己表現に対する劣等感」が自分を苦しめてると思っていたことが、間違いでした。
要素的には間違いではないのですが、あくまでもそれは、自分の中にある大きな劣等感の中の一部でしかなく、
絵を描くことは、その場しのぎの塗り薬程度に、その一部分の痛みを和らげるものでしかなかったということ。
じゃあ、その大元。
本質的な問題は何なのか。
それが、「なぜ『こんなこと』をしているのか」に対する答えにもなっています。
それは、
ただ、自分のことを認めたかったから。
比較的自己抑制能力が高く、自己主張しないのはもちろん、他人絶対主義のもと、自分の感情は表に出さない、自分の好き嫌いは他人に依存するような生活を送っていたら、
自分では何もしなくなり、意思決定も感情の起伏も他人任せ、
とにかく、自分に自信なんてものは微塵もなく、自分のことをはなから信用もしていなかった。
でも、社会に出てみたら、学校環境では「最良」だった自分の性格は「最悪」であり、
自分というものをちゃんと持っていないと、むしろ疎外されてしまうような。
普通に生きてる方がだるいし、なんでお前らのために自分のことを抑えてきたのに、今度は逆を求めてくるんだという怒りのような感情とともに、
同時に襲ってくる、他人を責めることはできないという感情。
色々な感情を浴びたあとでも揺らがなかったのは、
何でもいいから、自分のことを認めたい。
というものでした。
そして、それを実現するには、他人と自分が共存した世界で、自分に一つでも、頑張りましたと言えるものができれば、
もしかしたら、自分の思い描く「自分自身」になれるのではないかなと考えるようになり、
とにかく今は、目の前にある手段を使って、「頑張りました」と言えるように頑張ってみようと。
そんな気持ちでやっております。
話がしっちゃかめっちゃかになった気もしますが、まとめると、
「個人プレー」をしてみたら、組織に甘えることなく、自分の本質的な問題と対峙でき、それを解決するために「今できること」を全力でやってみる。
そしたら、次何か見えてきそうかな。
というところでしょうか。
絵を描いて、じゃあ具体的にどんなことしていくんだというのは書けなかったので、また別の記事で書いていこうかなと思います。
生きるなんて面倒くさいし、だるいだけだし、そんなに意欲もない。
世の中は「生きる」ことを前提に話が進み、「生きる」ことをさも普通かのように語りかけてくる。
「何をしたいの?」「自分はどうしたいの?」と。
きっと、生きている方がむしろ苦痛という感情を抱いたことがないのだろう。
別に、同じ気持ちを抱く必要はないのかもしれないが、やり場のない嫌悪感も同時に感じる。
けれど、今、自分は死ぬという選択をせずに生きている。
そして、「生きる」と選択したのは間違いなく自分であり、そこに他人の意思は全くない。
ならば、どう生きるか。
自分で作り上げる自分の世界。
どうだろう。
ほんの少しだけでも、前を向いて生きていけるのではないだろうか。
微かに光るあの場所へ向かって。
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【個展『Life.』ー「生きる」という選択ー】
日時:10/20(日)11:00〜16:00
会場:タキザワガレージ6F (8BAN PARK会場内)
新潟市中央区東堀前通9番町1383−1
入場料:無料(販売あり)
<過去記事>
<リンク>
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