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自分の作品はどちらか。
お疲れ様です、谷大輔です。
50円作家という名前で絵を描いたり、個展をやらせてもらっていたりするアーティストです。
本題の前に告知させてください。
12月15日に開催される「全国高校生マイプロジェクトAWARD2024 新潟県summit」の中でアート企画をさせていただきます。
テーマは「私は、いい子ではない。」
<「私」を作り出した環境への嘆きと反抗のインスタレーションアート>という副題をつけている通り、今回は空間を活用したアート作品の展示をする予定です。
同じような境遇や思いを持った大学生「鈴木妃奈乃」さんとのコラボ作品となっております。
「いい子」と言われていた私たちのささやかな反抗を、ぜひ体験しにきてください。
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今回は「自分の作品はどちらか。」というテーマで書きたいと思います。
どちらか、というのは決して自分の作品が見つけられないくらいのボケが始まったという訳ではなく、社会的にどんな立場にあるのかというお話です。
12/15の企画の裏テーマにも少し関わってくるお話です。
絵画、アートというものに足を突っ込み始めてから1年が経ちましたが、当初の自分の中の「アート」というものがどんどん形を変えつつあります。
今までの「アート」は、自分の自己表現の劣等感を回復させるための道具でした。
過去、自己表現ができなくて悩んでいた自分を変えたくて、まずは直接的に自己表現をしてみようと始めたのものです。
それによって自分は、自分の思いや考えを外に出すという作業を始めました。
その過程の中では、自己表現に特化すると、他人基準の自分は落ち込みやすくなったり、自分の責任ではなく、他人の責任にしながら絵を描いてるなと思って、自分がいいと思うものを描いてみたり、少しずつ自分の中のアートというものが変わっていきました。
そして、今は「アート」というものを探究することに興味があります。
自分の作品は、自分のためにあるのか、資本主義システムの中にあるのか、それとも、歴史の中にあるのか。
自分というものの中だけに留まらず、外の世界において、自分の作品はどこで立ち振る舞えるのか。
もしくは、どこで立ち振る舞おうとするのか。
そういうところを考えながら、新しい作品作りをしていきたいと思っています。
今日はこの辺で。
ではまた!
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「私は、いい子ではない。」
〜「私」を作り出した環境への嘆きと反抗のインスタレーションアート〜
日時 : 12/15 (日) 9:30〜17:00
場所 : 開志専門職大学紫竹山キャンパス
*一般観覧にはお申し込みが必要ですので、ご一報ください。
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