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【画家になりたいわけではない??】急に絵を描き始めた理由とは

おはようございます。谷大輔です。

新潟で、カレー屋さんで働いてたり、シェアハウスの管理人してたり、絵を描いたりしています。


今ですね、絶賛展示会開催中なのですが、なんでその場所でやってるのかとか、なんで絵を描いてるのかとかを全然発信してないよねと言われて、確かにと思ったので、久しぶりにnote書いていこうと思います。



初の展示会!



絵を描き始めた理由は過去にある?


展示会の話の前にまずは、「なぜ絵を描き始めたのか」という話からしたいと思います。


過去に囚われた自分の行動


自分は元々、こんなクリエイティブというか自由人というか、そんな人物とはかけ離れていた子だった気がします。

自由人は変わっていないかもしれませんが、少なくとも人前で「これがしたい」「これをしようとしてる」「自分はこう考えている」などを声に出して表現することができませんでした。


もっと言えば、自分の感情を押し殺して、周りが正解だと言っていることに合わせるような。


とにかく、自己表現・自己主張を全くと言っていいほどしない人生を送っていました。


その結果どんな子になっていたかというと、”主張も意見も自発的な行動も特にしない、ひたすら波風立てないように振る舞う子”でした。


とにかくそれが嫌になって、「知っている人が誰もいないところに行って、”一人で”行動しよう」と思い、新潟にくるのですが、そこで新たな問題に直面します。


特にやりたいことないな。


何かしようと思ってきた割には別に何かしたいわけではないという、無理問答のような状態に気づきました。



でも、行動しようと思って新潟にやってきたので、「何かしたいです〜」って言いながらジャンルを定めず、色々な方に色々なことをやらせていただく日々を過ごさせてもらいました。


何でも屋としてのお手伝い、石本商店やクーネルワーク、新潟家守舎、8BANリノベーションでのインターン、マクドナルドや車屋さんなどでのバイトや友達との遊び、、、、


本当に数多くのことを経験させてもらいながら、三年の時が過ぎた頃、ふとそもそも何がしたかったんだっけと考えた時がありました。



きっかけはある人から言われた、「谷くんって応援しろないよね」と言う言葉。


色々なことはやっているけど、結局谷くん個人で何がしたいのかわからない、とのこと。

その時、結構確かにと思って、改めて自分のやりたいことを考えました。


考えた結果たどり着いたのは、将来を見据えた「やりたいこと」ではなく、過去の自分を変えたいという気持ちで動いているんだなということでした。


じゃあ一体自分は何に囚われて動いていたのか。


それは、「自己表現における劣等感の回復」でした




自己表現を細分化する


自己表現における劣等感があるのは分かったし、多分その劣等感を回復するために絵を書いてるんでしょ。というのも、薄々お気付きなんじゃないかなと思います。


まさに、自分が絵を描く一番の目的は「自己表現における劣等感の回復」です。


では、「自己表現における」とはどういうことなのか。


ここで自分が使っている自己表現とは、自分勝手な主張や利己的で自由な表現ではなく、周りと調和するための表現です。




最初の方に、自分は主張とかをしない子だったと書きましたが、正確には少し違います。


嫌だとか、そういうネガティブな感情を押し殺して、相手と調和しているように見せて、内面的には反乱分子になっている感じだったんですよね。


つまり、建設的なコミュニケーションが取れない子だったんです。


そんなことも、新潟で色々話したりやらせてもらう中で分かってきましたが、とにかくこの「建設的なコミュニケーションが取れない」というのがかなり自分の中でネックになっていました。



報連相は当然のようにできないし、こうの方がいいんじゃないすか?!みたいな会話も当然しない、相手にメリットが生まれるようなコミュニケーションを全く取らないわけです。

新潟家守舎でのインターンの中で、代表の紘大さんには、直接的ではなかったかもしれませんが、ひたすらそれを注意されていた印象です。



何が言いたいかというと、自分が意見や主張など、表現をしないせいで自分勝手な行動になったり、相手に迷惑がかかったり、そんな状態を生み出してしまう人間に成長していたんだなというのが、自分の中の「自己表現における劣等感」だったということです。





自己表現をどこに向けるか


なんとなく、絵を描くまでは知っていただけたかなと思いますが、自分の活動はあくまでも趣味ではないわけで、ちゃんと表に出すことをしていく必要があるわけです。


自分勝手に絵を描いて、「これいいでしょ!!」みたいな感じでやっていてもしょうがない。


じゃあ、自分には一体何ができるんだろうと考えた時に、やっぱり頭に浮かんできたのは「過去の自分」でした。


特に、小中高時代の自分。


一番自分のことを抑制して、自分の意思で何かをしてきた経験がない時代です。


当然、自分で頑張って意見を言ったりすればよかっただろうし、自己表現できなかったのは自分の弱さであるというのも認識しています。

が、全てではないとも思っています。


まだ世界を知らない子、学校と家族で世界が構成されていると考えている子が、大人相手に発言できる方が稀だとも思っています。


でも、自分がこの世界に足を踏み入れられたのもまた、大人の影響です。

ただし、その大人は学校と家族には存在していない人間でした。


自分はそんな人に微かな憧れと希望を抱いて、自分で行動する道を選びました。



自分もそんな人間になれたら。


自分のことを抑制しがちで自分の意見を言えず、ある意味自分勝手な行動をとってしまうような子に、
自己表現の楽しさや大切さが、自分の活動を通して伝わればいいなと思っています。



そこまでできたら、やっと、アーティストとして成立するかな。

と思っております。




展示会のレポートはまた書きます!

ではまた!




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