期待を裏切られた「秋葉山AIR」(本編)
お疲れ様です、谷大輔です。
50円作家という名前で絵を描いたり、個展をやらせてもらっていたりするアーティストです。
本題の前に告知させてください。
11/24にコラボ間借りカフェ「五感で楽しむ休日」を開店させていただきます。
「210Coffee」さんと、「おやつのおむおむ」さんとのコラボイベントになります。
場所は、新潟駅南口けやき通り沿いにある「.lagoon 20」。
時間は二部制で、
第一部 11:00〜15:00
第二部 17:00〜19:00
コーヒーとスイーツとアートを同時に楽しめる空間へぜひお越しください。
自分自身、初のコラボ企画で、企画自体や空間メインにやらせていただいています。
準備の様子も逐一noteなどで公開できればいいなと思っていますのでお楽しみに。
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さて、昨日突然終わった「秋葉山AIR」の話の続きです。
昨日の記事では、前段階として、秋葉山AIRのことやゲストである宮河愛一郎さんのことについて書きました。
今思い出しても、自分の周りにはあまりなかった「芸術家」のコミュニティに参加させてもらった時間は本当にいいものでした。
まず、公演についてですが、タイトルにもある通り、いい意味で期待を裏切られた内容でした。
昨日の記事にも描いた通り、スロウプハウスプレートという実際に売られている商品をイメージした作品を披露されていました。
それぞれの役柄や演技も面白かったですが、自分が1番感動したのはその構成や演出です。
まず、コンセプトとして、リアルと嘘の交わりやその境界線をなくしたような演出となっているのですが、
具体的にいうと、リハーサルの風景からすでにお客さんが入っていて、ぬるっと本番が始まるような感じ。
そして、お客さんとやりとりしたり、受付や販売スタッフともやり取りをしたりする。
ただ、舞台の上だけの世界を作るのではなく、スロウプハウスの建物全体を交えて進行していくその作品は、自分に対して心地良いストレスを与えてくるものでした。
今回の作品はコンテンポラリーダンスというもので、振り付けなどに決まりがなく、より自由な表現を即興できるジャンルのものでした。
見にいく前の気持ちとしては、二次元的に作品を見るイメージをしていて、いわゆる「演者」と「観客」がはっきりしている状態のものです。
しかし、実際には、舞台上の人が演じれば演じるほど、どんどんと自分の疑念と不安感が大きくなり、気づいたら作品に没入しているような状態でした。
恐らく、受付スタッフの人に絡むのは演出でしょうが、お客さんはその時しかいないはずだからリアル。
ただ、お客さんの中にも「絶対そっち側だろ」と思うような人もいたり、自分の後ろの席に座ってる人が笑っていると「サクラなのか?」と疑ったり、
もはやその近くに座ってしまったけど、自分は関係者席に座ってしまったのではないかと考えたり。
感情移入とはまた違った没入感でした。
こんな没入のさせ方があるんだとすごく勉強になりましたし、今度自分でもやるインスタレーションアート作品にも何か使えないかなと模索しています。
そして実は、一昨日記事を書けなかった理由は、今回の秋葉山AIRの打ち上げにしれっと参加させてもらっていたからです。
スロウプハウスにせっかくいくなら泊まりにも行こうと思っていたので、公演が終わった後チェックイン手続きとかをしていたのですが、この場所で打ち上げするからぜひ参加しなよと言っていただき、ちゃっかり参加してきていました。
その時の話はまた明日の記事で書こうと思います。
まずは、今回の「秋葉山AIR」が本当に最高でした。
本物の芸術を見に行けて、プロの世界観を感じられたのは本当に良かったなと思います。
めちゃくちゃ感化されました。
ではまた!
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『五感で楽しむ休日』
<時間>
第一部 11:00〜15:00
第二部 17:00〜19:00
<場所>
「.lagoon 20」
新潟市中央区米山2丁目1-10 オルム賢和ビル
https://maps.app.goo.gl/x4KSDzbxCPDitu8A9?g_st=com.google.maps.preview.copy
<内容>
コラボ間借りカフェ
・コーヒー
・シフォンケーキ、クッキー、バナナタルト
・絵画
<リンク>