NU Students file #1 漕艇部
メールマガジン読者アンケートにて、学生の課外活動の様子等、今の学生のことが知りたいというお声をいただきました。今月から、新コーナーとして学生の課外活動についてご紹介してまいります。同窓生の皆様にも、年の瀬の慌ただしい日常の中で、青春の日々を思い出して頂くささやかなきっかけとなれば幸いです。
名古屋大学漕艇部 その歴史は100年以上!
名古屋大学漕艇部は、「ボート競技を通じて健全な身体と精神を養成し、豊かな人間性を育てる。」ことを目的に活動しています。そのため、学業やアルバイトなど、何事にも全力で取り組む「真面目な人間」が集まっています。時にはぶつかり合い、時には手を取り合いながら、自身、そして部が掲げる目標の達成のためにひたむきに競技に取り組みます。
活動スローガンとして「俺が、私がやってやる。」を掲げています。この言葉には、部員一人一人が主体的に行動することで部の強化に繋げていきたいという全部員の思いが込められています。漕艇部はボートを漕ぐクルーとそれを支える仲間の集まりですが、それぞれの個性が相互作用することによって様々なストーリーを生み出します。それがより充実したものになるよう、OB・OGの方々をはじめ、多くの人達が支え続けていることも、このクラブの大きな特長の1つとなっています。
そんな漕艇部の活動について、今回は部員の山岡さんにお話を聞きました!
「究極のチームスポーツ」とよばれる所以とは?
ー漕艇部の活動内容を教えて下さい。
主に大会に向けて水上でボートを漕いで練習しています。また、陸ではボートの動きを模したエルゴという機械を使って練習したり、筋トレをして体作りをしたりしています。
ー漕艇部に入部したきっかけは?
新歓でボートに乗ったり説明を聞いたりする中でボート競技の魅力に気づいたからです。また、部員同士の仲が良く和気藹々とした雰囲気にも惹かれました。
-ボート競技の魅力とは?
「究極のチームスポーツ」と言われているくらい仲間との協力が不可欠です。クルー全員の動きが合ったときにはこの上ない達成感と感動を味わえます。他にも宿泊を通して自然と部員同士の仲が深まっていきます。
-今後の目標を教えて下さい。
全日本大学選手権で、エイト(ボート競技の種目の一つ)で入賞することです!
-コロナウイルス感染症の拡大により、活動に影響はありましたか。
多くのOBさんの支援の元で活動をしているのですが、コロナ禍でOBさんと直接会う機会が減り支援していただけるOBさんが少なくなってきています。現在さまざまな方法で支援のお願いをしている状況です。また、宿泊や食事などに関して、制限があります。
-最近のマイブームを教えて下さい。
部全体としてお笑いが好きな人が多いです。よく漫才を見ていたり、部員同士で推しの芸人について話したりしています。その影響で自分もM-1グランプリを見たりしました。
-山岡さん、ご回答ありがとうございました!
選手だけでなく、沢山の人に支えられての活動
漕艇部では、現在新艇庫の建設を予定しています。本艇庫の台所の窓は、半分開いたままで、その状態から開けることも閉めることもできず、柱にはひびが入ったままです。その後の調べで、本艇庫は築50年の建物だとわかりました。すぐに就寝は禁止になり、厨房はトレーニング棟に移設することになりました。そこで、本艇庫の建て替えを含めて部活動への支援の呼びかけをお願いしましたところ、心あるOB・OGや保護者の方、一般の方々より、多くの寄附が集まりました。さらに、関係者のご尽力によって、艇庫・合宿所の設計を担当してくださる事務所が決まり、図面を作成して頂きました。しかし、コロナ禍のために建設費用が高騰してしまい、これまでに準備してきた資金では予算が不足する見込みになってしまいました。新艇庫建設の実現まであと一歩なので、さらに多くの人の力をあわせていくことで、何とか状況を打破したいと思っています。
未来に新たな歴史を刻む部員たちを共に応援しませんか?
名古屋大学特定基金では、練習環境の改善などの面から部員達を応援する「名古屋大学漕艇部艇庫・合宿所等整備支援事業」を設置しております。新艇庫建設資金は不足分をこの基金からも支援されています。皆様にも、本基金を通して是非とも名大漕艇部のサポーターに加わって頂ければ、大変嬉しく思います。
漕艇部部長武田先生の”熱い思い”をこちらからお読みいただけます
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