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NU Students file #2 海外留学室

海外に飛び立つ名大生を支えているのが「海外留学室」。今回は、そんな「海外留学室」をご紹介いたします。

学生のニーズに合わせた多様な留学プログラム

 2000年代初頭までは、所謂「交換留学」が主な留学手段でしたが、2000年代後半~2010年代前半にかけて、長期休暇を利用して参加できる「お試し留学」としての短期留学や、授業と一体化した短期研修等が増えていきました。それに加え、奨学金の対象となるプログラムも増え、徐々に「留学」に行きやすい環境が整ってきました。

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名大の留学プログラムリーフレットはコチラ
授業と一体化した留学プログラム(※一部)のご紹介はコチラ
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 特に、2007年から名古屋大学が参画したオーストラリアのモナシュ大学での短期研修は大人気!卒業生の方や身の回りの方でも参加された方は多いのではないでしょうか。


(出典:名大プロフィール、国際機構HP)
2015年-2019年までの5年間は毎年約1,000人の名大生が海外留学を経験
(交換留学、研究、語学研修、学位取得等を含む)。
10年前には200人にも満たない数だったことを考えると、その数5倍…!

準備から帰国後まで留学体験をフルサポート

海外に飛び立つ名大生の多くをサポートしているのが「海外留学室」。1997年に「留学インフォメーション室」として開設されました(2001年から「海外留学室」に改称)。名大の国際化に向けた動きは20年以上前から始まっていたんですね。

現在の海外留学室のオフィス。2013年頃に専用オフィスができました。

 海外留学室では、留学計画や準備、渡航に向けた手続き等はもちろん、留学経験をより充実したものにするための様々な取組みを行っています。特に、教員による「個別相談」ではどの大学に留学するのか、という観点だけではなく、学生の興味・関心に合わせて学内でアクセスできるリソース(授業や興味に近い研究をしている教員など)を紹介したり、大学の調べ方(大学の特徴だけでなく、周りの環境なども含め)をアドバイスしたりと、留学先の大学に直接かかわる要素以外にもネットワークを広げ、留学のその先に繋がるようなサポートを提供しています。

留学に関する本や語学試験対策の書籍も充実!

 また、帰国後の学生たちには、海外留学室主催のイベント等で次に留学を目指す後輩たちに自分の経験を話す機会が設けられています。こうした取り組みは、次に留学を目指す学生たちのサポートに繋がるだけでなく、自分自身の留学体験について振り返るきっかけとなっており、その経験を活かしたキャリア形成にも繋がっています。

 このように、送り出しだけでなくその先の将来を見据えたサポートを提供しているのが名大の海外留学室です。

「留とび」の活躍

 「留とび」こと「留学のとびら」は2008年に立ち上がった海外留学室の公認サークル。留とびでは、ランチを食べながら気軽に英語を話せるイベント「English Cafe」や留学経験者の座談会、留学計画ワークショップなど留学準備の参考になるようなさまざまなイベントを企画・運営しています。周りに留学を考えている友達がいなかったり、いきなり教員に相談に行くのはハードルが高い、ひとまず経験者の声を聴いてから考えたい、という学生にはピッタリのイベントばかり。
 こうした学生を巻き込んだ取り組みも、名大からの留学者数増加に少なからず影響を与えているのではないでしょうか。

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「留学のとびら」FacebookInstagramもぜひご覧ください!
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国際棟(旧:留学生センター)で談笑することも

WithコロナからPostコロナの留学へ

 コロナ禍では、海外渡航が制限され、これまでと同じような留学ができない期間が続いています。その中でも、オンラインで協定校のプログラムを受講できる「i留学」や、アフターコロナの留学を見据えた語学講座等、学生の「留学」という目標を全力でサポートしようと様々な施策を行っています。

 今後、コロナ禍での学びを活かし、学生たちが海外に旅立つことができるよう、温かく見守っていてください!

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