初心者はS株(株ミニ)から始めると良い感じのナンピンができる
皆さんこんにちは
若者に色々役に立つかもしれない情報をたまに呟いているおじさんです。
基本的にナンピンは良くないというnoteを書いたのですが、逆に積極的にナンピンを利用するという方法もあるのかなと思って、新しいnoteを書いています。
先日からの円高に備えて円高株を4つほどポートフォリオに組み込むテストをしていたのですが、案の定今日はその株含め全面安で心折られているのですが、この4銘柄はS株で各銘柄1株だけ購入していました。
今日はそれぞれの銘柄が2%以上下落していたので追加でナンピンしました。元々S株で買い始めましたが、最終的には単元株まで買う予定ですので、追加で9株(合計で10株になるように)買い付けました。(今はまだ注文出しただけですが)
株をやっていると、ウハウハの時なんて1年にそう多くやって来ません。また人間は良かった時より悪かった時の方がバイアスがかかってダメージを受けるようにできています。(これは、生物の本能なのでしょうがないです)何か自分にとって良くないことはより重要なことであると脳が学習し、幸福なことに比べて心にダメージを与えるように働きかけて、2回目を起こさないように記憶に強く残すからです。考えてみると株は、買ったことを忘れてしまった人や亡くなった人の方がうまく運用できるという統計結果にもあるように、一度買ってしばらく見ないというのが良い方法なのかもしれませんが、やっぱり株を始めた人は毎日気になって株価を見てしまいますよね。それなら、S株で始めて、下がったらナンピンして後は含み益がでるまで頑張ってホールドして、その後は、前日比が下がったら少しずつ買い増して、最終的に単元株に持っていくというやり方は、株を始めたばかりの人にとっては良い方法のような気がします。
具体的なやりかた
1.四季報の情報を見ながら良い株を探す(もしくは気になっている企業の四季報を見て投資先としてよいかどうか判断する)
・3年間の決算が増収増益か?
・営業キャッシュフローはプラスか?
・自己資本比率は50%くらいあるか?
・ROEは8%以上か?
・PERは15倍未満か?
・PBRは1倍未満か?
・配当金は?(僕は3.5%以上の株が好きです)
この辺を見て自分が投資する先としてその会社は有望かどうかを調べましょう。
2.S株、株ミニで1株買ってみましょう
3.毎日チェックして、値下がりしていたらS株、株ミニで追加の買い増し
4.単元株(100株)に到達したらそこでキープ
※もし含み損が自分の損切りラインに到達したら売却します
※損切りラインは最初に決めます(僕はマイナス5%)
このやり方のメリットは、株が徐々に上がっていってしまう時はあまり良くありませんが、最近のように不安定な市場の時には下がりやすいため有効な方法と言えます。
慣れるまでは、個別株を始めるのであれば、このようなやり方で少しづつ買い増すというのをやってみてください。
もちろん、最初に単元株を買ってホールドする方が良いと統計的には出ていますが、例えば1000円の株が900円になっても1株であればマイナス100円です。しかし、単元株を買っていると10万円が9万円になって1万円のマイナスになってしまいます。人によってこのマイナス1万円を平気でいられるか、辛いとなるかは投資経験によって変わります。投資を始めたばかりの時は、10%のマイナスが辛くならない金額で留めておく必要があります。そうしないと、「ああ、株って怖い、辛い、止めよう」という思考になってしまいます。まずは少額から、必ず買い始めは毎日株をチェックしてしまうので小額から少しづつ積み増しましょう。
株の経験値が増えてくると、株価が値下がりした時にこそ株を買う機会が訪れることが分かるようになります。その時最初に買いまくってお金が無くなっていると折角のチャンスに買えなくなってしまいます。
だから、少しずつ買い増すのがとても重要です。常に追加で買えるお金を手元に残す。これが良い投資方法になります。
サムネ:AdobeFireFly「神秘的な森の守護者、柔らかな金色の照明、鮮やかな植物を持つ魅惑的な森、豊かな緑が支配する素朴な色調、リアリズムのタッチを備えた絵画的なスタイル、3D dramatic_light wide_angle風景撮影」