【 エンジン搭載していない 】
#脳オペ成功 #コイルとステント入った#lgA腎症#なんのために#問いかけ止める#脱力#恐怖#原動力
色々と、力んでいた思考や身体が、脱力した。
そんな感じで、過ごしていたら、季節も変わっていた。
早い話、ぼーっとしてたら、10月になっていた。
退院したら、すぐに働いても良かったんかもしれないけど、
オペ後の痛みと夏の暑さを言い訳に、
言い訳も何も、シンプルに働く気力が湧かない現在進行形。
さすがに、色々と尽きてくるので…。
オペ前に勤務していた場所へと挨拶がてら、顔を出す。
入院見舞いや、退院祝いなどをいただいたし。
仕事に関しては、全て足を洗う感覚で、清算していたんだけど。
受けた気遣いのお礼は、伝えねば…。
入院中の様子を話したりとしていると、再度、働く流れになる。
勤務するにあたっては、ドクターからの、就労許可証を提出しないといけないと言われる。
ドクターにもらうの、面倒くさいなぁ〜。
なぁ〜んて思いながらも、なんやかんやと、流れに乗っっちゃった。
ドクターにも、記入して貰ったよ。
やっぱり、働くことにはなるんだなぁ〜。
そりゃ、収入を得ないと、生きていけないし〜。
この仕事、向いてるよって、よく言われるし、自分でもそう思うし、嫌いじゃない。
だからって、めっちゃやりたい仕事か?って問うと、うーむ。
できるから、やってるって感じ。
好きとか嫌いとか、やってみたいや、やりたくないとか、この仕事に使命があるとかないとか、
そんな概念の外にある感じ…。
生業なんだろうかって思うような…。
だったら、それをキープして、副業として、やりたいことやったら良いやん。
こんな発想すら、なんだかなってぐらい、
働いていくこと、働かないことに、興味がない状態になった。
昔は、無職の期間が少しでもあると、人間として、大人として、失格だ。社会から切り離されたダメな人間だ。何もできない人間だ。ただただ、消費するだけの人間だ。
そう責めていて、奮い立たせるように、働く先を見つけていた。
そうしないと、家賃も何もかも払えないし。
だからといって、ものすごく稼ぎたいわけでもなく、日々の生活が問題なく賄えたら良いとは思っていた。
そんなノリでも、お金が無くなっていくことへの恐怖があり、だからこそ、働くぞというか、働かねばならないで、動き出していた。
そうだなぁ〜、お金だけではなく、さまざまなジャンルにおいての恐怖を回避するために、動いてきたなぁ〜。
恐怖が、わたしの原動力だったなぁ。
なんてこった。
そりゃ疲れてしまうよね。
でも、それ以外の原動力を知らないよ。
だから、現在、戸惑っているんだろうね。
オペすることによって、死の恐怖、後遺症が出たら、今までの生活すべてができなくなる怖さなど、あらゆる怖さを、体験したんじゃないかなぁと思う。
まだまだ、知らない恐怖はあるだろうけど。
原動力になっていたような恐怖が、見当たらなくなった。
エンジン搭載していないのに、ガソリン注入しても、しょうがないじゃない。
だから、ぼーっとしてても、いいじゃん。