見出し画像

SFで地域活性化を企画するーNTS社長が語る

NTSは今までも多くのイベント企画を提案してきました。この度、20年続く物流塾で地域創生のヒントと手法について、NTS社長吉田が語りました。SFとは、サイエンス・フィクションであり、サイエンス・ファンタジーでもあります。NTSは1995年資生堂デザインフォーラムの企画監修を始めとして、多くのイノベーション・イベントを成功させてきました。
 社会の関心を集め、人が集い、きっちりとした成果を生み出したNTSはこれからの日本社会を再起動させようとSFで地域創生を企画しています。

ナラティブ(物語)で地域を再演出。
原動力はオトナの創造力か、子どもの想像力か

 単発のイベントや公共施設のような箱ものづくりは長続きせず、更に負債を地域に押し付ける元凶となった経験があります。もうすでに忘れ去られようとしている、復興支援を目玉にした東京オリンピックですら数兆円の負債と競技施設の継続的な赤字運営が遺されてしまいました。こんな地域開発は持続できません。

 柳田国男の遠野物語が東北を豊かな神話の国に変えたように、物語こそが長く深く人々の記憶に残ります。NTSはイノベーション・イベントを数多く手掛けてきました。子どもたちによる地域探偵団、廃校を舞台のシニア研究者と地域の子どもたちの交流、4億年を生き抜く昆虫への子どもたちからの手紙、現代のモノ創りにおける職人復権等のユニークな切り口による話題を提供してきました。

2021FHIX:富士箱根伊豆学会で『緑の猫〜ある森の物語〜』構想を発表

 一連の活動を継続しながら、21年11月富士箱根伊豆学会での地域創生研究発表イベントではパネルディスカッションを受け持ちながら、それぞれのパネラー発表を総括して、この地域での物語創造を提案しました。
 詳細なコンテンツや登場キャラクター、シナリオは構想中ですが、いずれ近いうちにnoteで発表できるでしょう。