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プール男 ~ (教師との体験談)④

俺・・・もしかしたら心臓麻痺で死ぬんじゃないか?と本気で心配になった。眩しい太陽の中久々のプール場に上がる俺。体育の先生は俺を発見するとニヤと笑った。ま、やっと来たかって事なんだろう。
とりあえず準備運動から始める男子。プールを隔てた対面で女子も準備運動しているようだ...。俺の好きな*子ちゃんもいる。
*恵はあいかわらず胸でけーな、動きに連動してゆさゆさ揺れてんじゃん...。ほんとに厨房かよ。あ、*美いまお尻の食い込みなおした...と漠然と女子達を眺めていたそのときである。ん?下半身を見る俺。
あっや、やばい...。すでに俺のチンチンは膨張を始めていたのある。

(な、何て奴だ)と我が息子ながら呆れかえる俺。4回だぞ?
4回ヌイても駄目なの?そう思ってる間にも更に俺の息子は膨張をつづけもうはたから見れば明らかに勃起してると分かるぐらいに大きくなってしまったのである。(く...くそ無念!)
俺は体育教師に気付かれぬよう、こっそりとプール場を後にした。とても悲しかった。

一人孤独に教室にもどり元の制服に着替える俺。そしてひっそりといつも隠れる剣道場のわきの茂みに入った。まったく何て事だ。
先生には何て言い訳しよう・・・と、途方に暮れる俺だった。
近くの教室でどこかのクラスの授業の声が聞こえる。思えば得意だった水泳だったのに俺の成長と共にこんなに苦痛になるなんて思いもよらなかった。成長したら普通男女別にしねぇか?とか思ってるうちに授業終了のチャイムが鳴った。授業の時間は長く感じるのにこういう時だけずいぶん時間が経つのが早く感じる。
しかたなく俺はとぼとぼと教室に帰った。

「お前何処行ってたんだよ?○○(体育教師)探してたぞ?」と俺を見つけた友達が俺に声をかけた。あちゃ~気付くよなやっぱ。
また呼び出される。もう打つ手なしだ。俺は放課後のHRの時間まで暗澹たる気持ちで過ごした。そしてHR時間である。先生が入ってきた俺を一瞥する先生。(うっ、、冷たい視線・・・)俺はすぐ目を逸らした。
HRの間に先生が何を言っていたのかはさっぱり分からない。
どうせ呼び出されるんだろう?そうなんだろう?と思いながらまんじりとせぬ時間が経過していく。そして皆が起立し「さよなら」と挨拶すると、先生が「○○君ちょっと」と声がかかった。(きた~!)心の中で悲鳴をあげる俺。
俺は逮捕された囚人のごとくトボトボと保健室まで先生の後をついていったのである。

先生に促され保健室の椅子に座る俺。
「また途中でぬけちゃったんだって?○○先生怒ってたわよ」と俺を責める先生。「また勃っちゃったの?」とあっけらかんと先生は言った。
俺は黙ってうなずいた。「え...だってちゃんと出してきたんでしょ?」
と心外だとばかりに先生が言う。俺は首を横に振った。まさか4回もヌいてきたにも関わらず勃ったとは言えなかったのだ。だってそれじゃあまりにもエロ小僧だ。「出さなかったの?何で」先生の声に怒気が混じっている。俺はそれには応えず「先生、、俺体育は1でいいから」と
言った。「そういう問題じゃないでしょう?」と先生が言う。
「俺やっぱり家だと無理だから。環境的に」と俺は下を向いて答えた。
「そんなことない。みぃんなやってるんだよ?恥ずかしくないんだよ?」
と先生は俺を諭す。

「このまま好きな水泳できないで授業から逃げ回ってていいの?
すっきり出してくれば大きくならないんだから、私の主人だってお風呂とかでやってたって言ってたわよ」ととんでもないカミングアウトをする先生。
(だから~駄目なんだよ~起っちゃうんだよ。どうしても!)俺は半ばイライラしてきた。「プールが終わったら体育出るよ、それでも落第にはならないだろ?」と俺は言った。
「だからそういう問題じゃないんだってば」と先生が俺に言う。
「先生俺をあんまり追い込むなよ学校来なくなっちゃうよ。プールだけ来ないだけだったら可愛いもんだろう?」と悲しい目で先生を見た。
「え・・・で、でも・・・」威勢がよかった先生が少しひるんだ。それを見た俺は「先生は一生懸命説得し続けた。俺はそれに従わずプールをさぼり続けた、それでいいじゃん。プールだってあと一月ぐらいで終わるんだしさ」と続けて言った。

「う~ん・・・」と言いながら腕を組み考え込む先生。(よし、もしかしたら落ちるかも)そう思った俺は「引きこもり生徒一人造るよりましだろう?いいよ先生は先生の立場があるんだから納得しなくて。ただ俺はプールは出ないだけ」と続けた。
「・・・・・・・・・・」
しばらく先生は難しい顔をして黙り込んでしまった。
「いや・・・駄目駄目・・・やっぱり駄目」と言って先生は頭を振った。
「う~ん・・・じゃ、分かった。先生がまた出してあげるから。それでいいでしょ?」と先生。
「へ?」予想外の返事に俺は思わず聞き返した。
「またこの間みたいに直前じゃ困るから学校1時間はやく来なさい」
と先生が言った。うっそ~ん。そんな名案があるんだったらもっと
早く言ってくれれば良いのに。と思いながらも、それが目的だったと思われたくないから「い、いいよ誰かに見つかったら先生だってヤバいだろ?」と一応拒否して見せる。
まぁこの時ほどときめいた事はそれまでも今も一度もないね。恋する乙女のようにドキドキしてた。

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