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新曲「ハート」から見る、WEST.の7色の歌声について語る

WEST.の歌声を聞いていて、いつも思うことがある。「それぞれの歌声の色がはっきりしてるな」と。

アイドルって少し高音のきれいな歌声の人が多い印象だった。癖のない声の人が多いというか。声質が同じほうが、ユニゾンがきれいに聞こえるとかなんだろうか。ちなみに、声の低い子はラップ担当が多い印象。
且つ、最近は声自体が加工されて収録されてしまう(ケロケロした音声)傾向にもあるので、アイドルの声はだいたい同じに聞こえていた。
あと、私自身音の聞き取り能力があまり高くないので、細かい音の聞き分けができないのもある。
もちろん、じっくり聴き込んで「この声は●●くん」とか確認すれば聞き分けられるようになるんだろうけど。

けど、WEST.ってみんな歌声に癖…いや、色がある。
初期の曲を聞いているとわかるのだけれど、WEST.もはじめはアイドルの、いや、私の思う”アイドル”の歌声だった。角のない、ツルンとした歌声。けど10年の月日を経て、彼らは独自の歌声を手に入れたんだと思う。
それが顕著にわかるのが、新曲「ハート」のラストだ。

ラストは7人で「ハート」と一言ずつ歌う。

藤井流星

「ハートぉ」
耳の奥に響く低音。曲に厚みを持たせてくれる。大地のようにガチッと土台を固めてくれる歌声。

濵田崇裕

「ハートぉぉ⤴️」
彼自身の”優しさ”を包んだような、けど柔らかさだけではなく、真っ直ぐ質量を持って伸びていく歌声。木々のが擦れあって奏でる音のような心地よさ。

中間淳太

「ハートぉぉ」
優しさの中にもにじみ出る力強さ、大人の落ち着きも感じられる安定感。空気のように柔らかく包み込む包容力。

桐山照史

「ハートぉお~~」
こぶし!こぶし!これぞ桐山照史節!大樹のようなたくましい歌声!桐山くん演歌歌わへん?

小瀧望

「ハートぉおーーっ」
圧倒的主人公。力強く伸びやかで、柔軟性を持ち合わせた歌声。吹き抜ける爽やかなのよう。

神山智洋

「ハート」
透明感のある染み入るみずみずしいボイス。なのだけど、ここのパートはいつもより低い歌声で、安心感を与えてくれる。

重岡大毅

「ハートぉー」
のように熱いヒーローの声。だけどただ熱いだけじゃなくて柔らかく優しい、ピンチのヒロインを救いに来たヒーローそのもの。

そして7つの色が重なる「♪信じるをやめないハート」

結論:WEST.の歌声はEARTH

なんやねんこの感想。語彙力不足やろがい。

これを書くためにベストアルバムを一通り聞いていたのですが、本当に歌い方や声が全然違いますね…。その違いや、どこが分岐点なのか書きたいですね…(書くかな?)


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