進研ゼミの漫画みたいな展開になった「ゲキサポ」体験エッセイ ～後半
前半はこちら。後半はゲキサポでどんなことをしたのかのお話。
自分でやること
ゲキサポは転職活動先の紹介はないので、会社は自分で探しました。そこはエージェントも使いまくって。応募は面談2回目以降に始めたので、だいたい軸も定まっているタイミングでしたね。あと私はそもそもやりたいこともあったから、会社探しも苦ではなかったです。
コーチング
ゲキサポは2ヶ月にわたって、約1週間に1回面談を行いながら転職活動を進めていきます。この期間はLINEを使ってトレーナーさんに相談することができます。面談日以外は自分で転職活動を行い、都度相談しつつ週1で報告、次のアクションを決めて次の活動へ、を繰り返していきます。
全8回の面談の中、初回と2回目は転職活動の話というよりかはパーソナルな話がメインでした。要は棚卸です。まあ自分を深堀しない限り、面接で強みとか話せないですからね。
ただのキャリアの棚卸だけでなく、今何に不満を持っているのか、なんで不満を持っているのか、という話もたくさんしました。結果、私はめちゃくちゃ我慢していることに気が付いたのです。我慢してればやり過ごせる、と思っていた私でしたが、限界だったんだなと気づけた瞬間です。
あと、本当に目から鱗だったのが「頭の回転速いですね」というトレーナーさんの言葉でした。私、頭の回転速いの？ま？
私、自分のことを仕事ができないポンコツだと思ってました。頭も悪くて発想力もたいしたことないし、とかとかと思っていたけど、それは自分自身に勝手に蓋をしていただけでした。言われてみれば、私頭悪くないわ。たいていのこと一発で覚えるし、超絶気軽に新しい案とか言ってみたり、コミュニケーションも普通に取れるし、行動力もまあまあある。
…すごく仕事ができるタイプではないけど、一応できるほうなのか。そうか。
というように、私に自信をつけてくれたところが特にありがたかったです。その後も度々頭の回転の速さをほめてくださったので、自信へとつながったんです。この自信のおかげで仕事がやりやすくなりました。思い込みって大切。多分なんですけど、このゲキサポを経て私だいぶ自信がある人間へと生まれ変わったんですよね。コーチングってすごい。
履歴書添削・面接対策
エージェントさんもこれらはしてくれるけど、実は今回エージェントさんと全然時間が合わなくて。ゲキサポトレーナーさんがメインで見てくれました。おかげで面接通過率も高くて、エージェントさんが「面接対策してないのにすごいですね！」とびっくりしてました。ごめん、してるんですわ。
企業研究のコツ
今までろくな企業研究してこなかったのですが、初めて企業研究の仕方を知った…。企業理念とかも知っておくべき。私はノートに
企業理念（ミッションやバリュー）
職務内容
企業がどんな人と働きたいか
上記ふまえ志望動機、どんなことができるか、どんなふうに自分のスキルが役に立てるか
質問
を事前にまとめておいて、面接に備えてました。あと余談ですが、私は企業名でTwitterを検索して、中の人探して、どんなツイートしてるのかも探したりもした。これで会社の雰囲気を知ろうという魂胆です（あんまりわからなかったけど）
お祈りだった時のフォロー
私は落とされても特に気にならない（縁がなかったんだな～ぐらいにしか思わない）のですが、唯一ラストに受けたベンチャー企業に落とされた時にめちゃくちゃ落ち込みました。最終まで面接して、じゃ、内定出しとくね～ぐらいだったのに落とされたの意味が分からない。さすがにキレた。思わせぶりかよ。
で、モヤモヤを面談でぶつけたら、今内定出ている会社がどんだけ良いかという話をしてくれて、そっかー落とされて良かったんだーという気持ちまでもってけたので良かったです。
過酷な環境じゃないと成長できない、と思ってたけど
「過酷な環境じゃなくても成長はできるじゃない」
「環境に影響されるのはやめましょう」
で目から鱗。成長したいからってベンチャー企業ばかり目を向けていたけど、全然そんなことないんだよな。これがラストの面談だったのですが、いやあよかった、最後これに気づけて良かった。
そして今
転職中はベンチャー企業ばかりで探していたのですが、結果的には上場している中小企業に就職しました。で、またこれが合ってる。安定感にほっとしてます。今更ながら思うけど、私ベンチャー合ってなかったんだろうな～。もう我慢はしない。自分を偽らない。
私一人で探していたら、絶対イケてるベンチャーにいってたと思う。安定している中小企業なんて選ばなかったと思う。だけど、トレーナーさんのアドバイスのおかげで今があるので本当に感謝してます。恋愛もそうなんだけど、選ぶのがど下手だということがここでも如実に表れたよね。
この投資、まじで無駄じゃなかったなー！！！！！