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日記を続けて10年経ちました

社会人になってまず始めたこと、それは日記をつけることだった。
もともと予定管理を手帳でしている中で、ウィークリー部分が全く使われていないことに気がついた私は、そこに日記を書くことにしたのだ。

初めは学んだことをメインに書いていたけど、徐々に嬉しかったこと、悔しかったこと、辛かったこと、本当にただの日常を書き連ねていった。まったく書くことがない日なんてなかった。私の日常には、何かしらの細やかな感情が満ち溢れていることに気がついた。なんだってネタになる。言葉にできる。これは文章を書くという部分で非常に役に立っている。

唯一、2年目の途中から3年目の終わりぐらいまでは手帳が真っ白だった時期がある。激務すぎて書く時間がなかったのと、そもそも書く気力すら湧かなかったからだ。日記を書ける、それは私にとってバロメーターなのかもしれない。事実、その後もメンタルがぶっ壊れかけた時は書けない日が続いた。空白が嫌いなので後あと追記するのだけど、ちゃんと「メンタルしんでた」と書く。そう、毎日書く必要はない。続かないという人でも問題はない。書きたい時書きゃあええねん。
あの頃日記は書いてなかったけど、めちゃくちゃ吐き出したい想いはnoteに書いてたはず。だから断片的に思い出せることはある。ただ、それはなんだか映画を見ているようで、他人の出来事を投影して見ているような感覚に陥る。もう二度と戻りたくない記憶。

さて、一時期はずっと手帳に書いていた日記だが、スケジュール管理をスマホでするようになってから予定管理としての役割はなくなった。だったら日記帳に書くかと切り替えたのが2年前である。

選んだのは5年日記。5年分の日記を書き溜められる日記帳である。3年や10年もあるのだが、一旦5年にしておいた。柄が可愛い。

天気の横にその日の気分がわかるようにニコちゃんマークを添えている。さすがに全体は写せない。ご了承ください。

ぼんやりと日記を書きつつ、ああ、去年の今頃こんなことがあったな。こんなこと考えてたんだな、と気づく。面白い。

まだまだ折り返しにもきていない5年日記だけど、これからどんな思い出が描かれるのかという楽しみがある。

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