30代社会人がプログラミング学習を始めてみた
はじめまして。30代社会人です。会社人でもあります。
2024年の2月からプログラミングの勉強を始めました。
書いている人の紹介
僕は社会人で、在宅勤務メインのサラリーマンをしています。
仕事はいわゆる「非IT系」で、いわゆる事務職みたいな感じです。
プログラミングには前から興味がありました。
ちまたには「独学でここまでできました」みたいな人がたくさんいて、僕もちょっとトライしたことがあるのですが、結果的には独学ではダメでした。いまいち続かず挫折。
で、一念発起して、オンラインでプログラミングを学べるスクールに申し込み、今は毎日3時間くらい+休日のうち1日に8時間くらい勉強しています。
人生で始めてちゃんと勉強している
僕は高卒です。
たいした高校でもなかったこともあって、高校受験にしても在学中の勉強にしても、ロクに勉強してきませんでした。
卒業後の進路はフリーターで、そのまま社員登用されていい感じにオフィスワーカーに流れ着いた感じの人です。
そんな僕が、人生で始めて「ちゃんと勉強」みたいなものをしています。
社会人のリスキリングなんてものが知られるようになってきていますが、せっかくなので自分の学習についてもいろいろ書いていこうと思って、NOTEを開設しました。
勉強は、道を覚えることに似ている
引越し先や、あたらしい学校や職場に向かう、知らない道。
最初は全然わからなかった道も、そのうち歩けるようになりますよね。
勉強も、道を覚えることに似ていると思います。
まず「自分が理解していること」を見つめてみた
そもそも、何かを勉強するということは、それを「理解する」ことであると
言って良いでしょう。
「理解」の定義は、尊敬するエンジニアの牛尾剛さんに倣って「説明ができること」と定義します。
誰しもが、何かを理解して生きています。誰しも自分の仕事のプロであり、趣味のことに詳しかったり、道端に咲いている花に詳しかったり、雲に詳しい人もいますね。
一方、「勉強」と聞くと、1から100までの教科書があって、1から順番に100まで進めていって、どれだけ覚えたでしょうか?というテストを受ける。
そんなイメージがある人も多いと思います。
実際、僕もそんな感じでした。
ところが、自分の「理解していること」を見つめたとき、そんなふうに順序立てて覚えたことはほとんどないことに気づきます。
そもそも日本語とか、
記事を読んでいただいているあなたは、おそらく日本語が読めるのだと思います。
日本語を覚えるとき、「あ」から順番に50音をまず覚えて、そのあと辞書に載ってる順に語彙を培った幼児だった人、いますか?
たぶん、いないですよね。
おそらく、人間って何かを理解するときに、完全に順序立てられた辞書のようなものを丸呑みする頭にできてないと思うんです。
知らない道をつかむプロセス
たとえば、知らない駅からちょっと歩いたところに、気になる喫茶店とかができたとしましょう。
そこに行くために、知らない駅で初めて降りて目的地に向かうとき、一番大事なのは何でしょうか。
僕は、「まず右に行くか、左に行くか」が重要だと思っています。
だって、右に目的地があるのに左にいったら、まず到着しないからです。
そして、次に大事なのは、「次にどこで曲がるか」でしょう。
そして、そうして何度か歩いているうちに、「駅から出たらまず右、そのあと2個目の信号で左」とか、わかってきますよね。
最初の頃は、信号の個数を数えたり、左手に見えるセブンイレブンを目印にしていたのに、いつしかほぼ無意識に歩けるようになります。
そんなころ、知り合いから道を聞かれたとします。
「きみの行ってる喫茶店、駅から近い?どうやって行ってるの?」
さて、どう答えるでしょう。
「まず右にいって、次の次の信号で左で、」 から言いますか?
「だいたい駅から歩いて10分くらいだよ。東のほうだね。」
とかが、自然な返しではないでしょうか?
このとき脳内で起きているっぽいこと
自分で道を覚える時は、「まず右」「つぎに左」というミクロな情報を繋ぎ合わせて覚えました。
しかし、人に説明するときに、その情報は使わないこともあります。
特に、その店に今すぐ向かうわけではない、という状況における紹介としては、「駅から出て右」よりは
「徒歩、だいたい10分、東の方角」という情報が適切でしょう。
つまり、これはいい感じに抽象化できている状態と言えます。
勉強も同じで、「最初はミクロから掴んで、薄く全体を把握していくうちに、抽象化して人に説明できるようになる」というプロセスがあると思います。
説明できるというのは、理解しているということです。
勉強する場合でも、こんなふうに理解できていくイメージをもつと良さそうです。
具体的な話は次回から
今回は初回ということで、勉強を初めて1ヶ月半が経った時点の「勉強ってこんな感じなのだな」ということを書きました。
実際のプログラミング系の話については次回から書いていきたいと思います。
読んでくださってありがとうございました。