ほぼ日手帳の2025年9月分をほぼ2日で使い終わった【勉強用】

応用情報技術者試験の勉強をしています。
試験日は2025年4月20日。

今回は、手元にあったほぼ日手帳2025を勉強ノートにしてみたので紹介します。

手元にあった来年の手帳

僕はほぼ日のファンなのですが、自己管理についてはシステム手帳を使っています。
2025年のほぼ日手帳「HON, A6」も購入したものの、実際に手帳として使う予定はありませんでした。
当初は日記にでもしようかなぁ、ぐらいのノリで購入したものです。

ヒントは文房具YouTuberのアイデア

たまに見ていた文房具チャンネル「in my room」の三瀬さんがほぼ日の使い方を紹介していました。

ぜんぜん炎上してなくてちょっと面白いですが、アイデアは素晴らしい。

ほぼ日手帳(オリジナル=A6サイズ)のページ構成は、ざっくり言えば「マンスリーカレンダー」のページと「1日1ページ」の構成。

つまり、「マンスリーが見開き12ページ」+「デイリーが365ページ」ということになります。

このアイデアを見た時は、面白いとは思いつつも自分がやろうとは思いませんでした。
しかし、そのアイデアと「勉強」を組み合わせて、ふと閃きます。

  • ほぼ日を勉強用ノートにしてはどうか?

  • マンスリーカレンダーに見出し語を書けば、分野全体のキーワードを俯瞰するページができるのでは?

  • デイリーページには見出し語の解説やメモをつけていけば良いのでは?

さっそくやってみた

このアイデアが降ってきたとき、僕は応用情報技術者試験の教科書で「第9章・企業と法務」をやっていました。

この部分を学習する際に、ほぼ日のページのうち「2025年9月」の部分を使っていくことにしました。

まずデイリーに用語と解説を書いていく

見出し語を書いて、解説を書く

教科書を見ながら、用語をページ上部に書きます。
その下に、解説や図を自分なりに書きます。

図を描くパターン。方眼なのでフリーハンドでもそこそこ綺麗に描ける

※教科書の文言を写すのは避け、「読んで、覚えて、思い出して書く」のが効果的です。自分の言葉で説明するイメージで書きましょう。

教科書の説明だけでは、説明可能なレベルまで理解が及ばなかった場合は、ネットで調べて補完します。

調べる時は、「Perplexity」という検索AIサービスを利用すると捗ります。
簡単に言えば、「質問を渡すと、勝手にググって、まとめてくれるAI」です。
これに質問を投入し、帰ってきた答えも参考にしながら、ノートに書いていきます。

マンスリーに「見出し語」を書く

マンスリーページには「見出し語」を書きます。

2025年9月のマンスリーページが単語で埋まった

活用方法

マンスリーページを単語カードのように使う

マンスリーページには見出し語だけが並ぶので、以下のように活用できます。

  1. マンスリーページに並んだ単語を見て、それぞれの語を「いま、自分が説明できるか」やってみる

  2. 説明できない語は、デイリーページを見て確認する

  3. 必要に応じて、デイリーページに情報を加筆する

折に触れて、パラパラ見る

ほぼ日手帳のオリジナルサイズは、A6サイズ=文庫本サイズです。

カーゴパンツのポケットやコートのポケットには入るサイズなので、その気になれば電車移動中やレストランでの待ち時間などの隙間時間に見ることができます。
デッカイ教科書は持ち歩けなくても、文庫本サイズに情報が凝縮されていれば、その情報に触れる頻度を増やすことができます。

達成感が得やすい

ほぼ日手帳は、使い切るのに通常1年かかります。365日分のページがあるからです。

一方、この「1ページ1単語」の方法であれば、単語を書いてメモをしていくだけで1ページ分が使われるので、案外すぐにページが埋まっていきます。

実際、9月分のページを埋めるのにかかった時間は2日間(勉強時間に直すと4時間くらい)でした。

1ヶ月もあれば、ほぼ日手帳を1冊使い切れることになります。

使い切ることは達成感につながりますし、さらに1ヶ月ごとにページが区切られていることで「9月分を全部埋めた」という小さなマイルストーンまであります。

たのしい

ほぼ日手帳はモノとしてのまとまり感もよく、見た目も様々な種類が出ており、持っているだけで楽しい手帳です。
1年に1冊しか使えないことだけが弱点だったのですが、ここで勉強ノートという新しいアイデアを得たことで、ほぼ日を年間何冊も使うことができます。

応用情報技術者の学習が終わって次の勉強に差し掛かった際はもう1冊買っても良いと考えています。

なお、年の後半になると一部の販売店でその年の手帳が値下げされていたりするので、それも狙っても良いかもしれません。

まとめ

勉強するモチベーションは勉強そのものでなくても良いのです。手帳を使い切ることだったり、好きな文具で勉強することがモチベーションであっても良いのです。

僕は以前から上記のような考え方でしたが、今回の「ほぼ日手帳を勉強用ノートにする」という取り組みは、その際たるものであると感じていて、とても楽しんで勉強できます。

早く全ページ埋めて、書き込みによってふっくらした手帳に育てていきたいですね。

今回は趣味と実益を兼ねたほぼ日手帳のお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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