日記(2022/05/25) 「差別はたいてい悪意のない人がする / キム・ジヘ」読了 #まじ日

「差別はたいてい悪意のない人がする / キム・ジヘ」読了。

どこの日本?!と思いました。というくらい、具体例に身に覚えがありすぎました。慣習や文化が似ているのでしょうか、宗教でしょうか、はたまた一般的な事象なのでしょうか?

差別というのは、マイノリティ(必ずしも数の寡多を意味しない)を隠し、排除し、周縁においやることが一歩目なんだなと思いました。いないことにする、というやつです。
差別する側はなんの気無しに「嫌い」ということが言えるのに、差別される側は機嫌を損ねない言い方をしなくてはいけないというのも、本当にそうだな、と思いました。これは、私もわりとやってしまうことですが、「主張はわかるけどそのやり方は頭が良くないよね」みたいな物言いをすることも含まれます。とはいえ、現実的に…と思ってしまうのですが、それでも、やっぱり、おかしいことなんだと学びました。

他にも、実利や経済的観点からのバランス、バックラッシュ、無意識な感情などから発せられるあらゆる「でも」「とはいえ」に対し、冷静に論が重ねられていたのが印象的でした。静かな物言いに説得力がありました。

三角関数も金融教育もいいけど、こういうことこそ、若いうちから学んでおいた方がいいんじゃないかなぁと思いました。

図書館で借りたけど、手元に置いておいた方がいい気がする。買お。

という文脈で、自分が喋っているものを貼るのはめっちゃ怖いな。

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一応、これを書いているのがnoteなので触れておくと、cakesサービス終了はびっくりしました。
リリース期からほぼ毎日ずーっと読んでいることもあり、衝撃でした。エレンとか、どうなるんだろ?
炎上も見届けたし、創業者と糸井重里の対談も読んだし、有料会員だったこともあるし、わりとcakesを身近に感じていた方でした。漏れ聞こえてくる社内体制?人?はクソみたいでしたが(全部がそうではないとはいえ)、やろうとしてたことはおもしろかったなぁと思います。
サービスって終わるんだなぁってしみじみしました。お金を払ってもらうって難しいんだな。mixiが生きてるの奇跡なのでは?

mixiといえば、モンストのCMを我らが中島健人さんがやってます。

弊社もケンティーをCMに起用できるくらいの会社になりたかったよ。

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