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Facebook広告運用者が伝える「iOS14.5」のトラッキング可否問題と「オン」をオススメしたい理由

こんにちは。

今日は、広告運用者ではなく、広告をみる機会のあるユーザーに向けて記事を書いてみました。専門的な話や、難しい言葉はなるべく使っていません。広告を出稿中の広告主の方も是非お読みいただければと思います。

先日リリースされた「iOS14.5」により、Facebook広告に影響を及ぼすといわれています。

iApple社のプライバシーポリシーの変更に伴い、ユーザーが「トラッキング」の可否を選択する仕組みが追加されました。

最近アップデートしたアプリを起動した時に「Appからのトラッキング要求を許可しますか?」のような案内が表示されませんでしたか?

ここでおそらく多くの人が「許可しない」ほうを選ぶでしょう……。

その理由は、

・情報取られるのが怖い
・なんとなく

というものがほとんどではないかと思います。

しかし「トラッキングを許可しない」ことで、今まであなたの興味感心にあった広告が表示されていたところ、自分に合わないような広告が表示されることになります。

これは果たして、ユーザーの視点でもマイナスではないのだろうか?と思うんですよね。
私は、広告がキッカケで、サービスや商品と「運命的な出会い」をしてきた人をたくさん見ています。

大げさなことじゃなくても、例えば今使っている化粧品はweb広告をみて買った、ということなら良くあるお話ですよね。

また広告は「配信する地域」を選ぶことが可能です。あなたが「東京」にお住いなら、「東京在住者限定のクーポン」のような広告が表示されるメリットもありますね。

自分がまったく興味のない広告ばかり表示されることで、そういった「出会い」も減ってしまいます。

また、広告運用者からしても悲しいことが…。

今までは「広告をクリックして買った」人は、広告管理画面にて「計測」することが出来ました。「1件の購入」があれば確認出来たのですが、トラッキングがオフになることで管理画面では「0件」と表示されてしまいます。

運用を仕事にしている人からすると、たまったもんじゃない!という気持ちです。

わかりやすく例えると…

営業職の人が「自分で営業メールを送り、アポ獲得して、足を運んで契約をとった」のに、

その契約は「お客様側からの問い合わせで、契約に至った」ということになり自分の成績にならないというような可能性があります。

代理店(運用者)は、クライアント(広告主)に説明をしたとして、理解していただけるのだろうか?と、少し心配なところがありますね。

また、Facebook広告では「リターゲティング」という手法で配信することが可能です。
1度webページにアクセスした人を追っかけて、その人に、また広告を見てもらうような手法です。

これは多くの人が経験していて、それで広告に嫌気がさしているんじゃないかな?と思います。

(一定数はウンザリしていても、ほかの一定数は興味をもってクリックしており、効果が出ていることが多いので、運用者が配信している場合があります。流石に心の内まではAppleもFacebookもわかりませんので…)

また、みなさんが広告を嫌う理由として、誇大広告と言われるものが多くて目障りだと感じるのではないでしょうか。ダイエットとかなんか多いですよね。嘘のBefore・Afterとか…

あからさまに「うざい!」と思うような広告は私も嫌いです(笑)
そういった広告を出稿する人達の肩をもつつもりは無いですよ。

まとめ

つまりざっくりとまとめると、

トラッキングを許可しない(オフにする)と、

・ユーザーは自分の興味のない広告が表示される可能性がある

・そのため、広告主は興味のないユーザー(ターゲットでないユーザー)に配信してしまい広告費を無駄にする可能性がある

・広告管理画面では正しい成果が確認できなくなる可能性がある


と、いうことですね。

以上、Facebook広告運用者の端くれの視点の意見でした。
本当はもっと伝えたいことがたくさんありますが、今回は運用者向けではなく「広告をみるユーザー」向けに書いてみましたので、詳しい説明は割愛しています。

もしこれを読んで「トラッキングをオン」にしてみようと思った方はiPhoneの「設定」→「アプリ」から変更が可能です。

それでは!

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