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2023年の5月で長崎県は西の端にある平戸(ひらど)市生月(いきつき)島で開業して18年になりました。 親が開業医でもなく、裕福な家庭でもないため、奨学金とアルバイトで大学&大学院の学生時代を過ごしました。 開業時は自己資金どころかマイナス800万からのスタートでした。 それでも、たくさんの皆さんに応援して頂いたおかげで、今があります。 応援して下さっている皆様、本当にありがとうございます。 そんなお金がなくても開業は出来るし、歯科医療を通して社会貢献し、また歯科医療は学
2011年の初め、開業して5年以上経過していた時、様々なところからお声かけを頂いて、講演や執筆をしていました。 その時に、出会った一冊がこの本です。 その頃、予防歯科では『管理型』という言葉が流行っていたのですが(もしかして、今も...)、その言葉に違和感を感じていました。 自分自身が管理されるのが嫌いなので、患者さんを管理するのはどうかと。 実際どうしているかというと、担当の歯科衛生士と共に、基本ベースはあるけど、患者さんの、その時その時の状況に合わせて予防プランを考え
セカンドオピニオンで来院される方がよく言われる言葉に、 院長先生は良いんだけど、歯石取りが痛いのよ... です。 院長先生は、休み返上で一生懸命、研修会に参加し、より良い医療を提供しようと努力しているのに、先生以外の要因で転院を希望されるの勿体ないと思いませんか? そこで、今回は、そのような事がないように当院で、どのように歯科衛生士を育てているかをnoteします。 1. 院長自ら患者になる当院では、採用してから実際に患者さんの口の中を施術する前に、僕が患者役になりテストを
2013年の1年間、ITコンサルを事業としている福岡のペンシルという会社の現会長をされている覚田義明さんに、普段は受けないと言われた医療向けコンサルを個人的に1年間やってもらいました。 その1年で、今まで何となくでやってきた数字にも強くなり、経営者として一皮剥ける事ができました。あの時、覚田さんに会っていなければ今の僕はないです。覚田さん夫妻、紹介して下さったNさんには、本当に感謝です。 その時に、一番勉強になり、今でもその通りだと思うのが、 このタイトルの 『お金と人の
タイトルの、 良いスタッフはいない。良いスタッフは育てる。 この言葉は、故下川公一先生の言葉です。 下川先生のベーシックコースに通ったのは、忘れもしない2010-2011年。歯科医師としての心構え、基礎を学ばせて頂きました。コースに参加中は医院見学が可能だったので、出来る限り土日のセミナー後の翌日の月曜日まで休診にして、下川先生の実際の臨床を間近で見学させてもらいました。大変貴重な経験でした。 また図々しく、歯科衛生士達も一緒に見学させてもらえないでしょうか?と下川先生に