発信するなら集中するべきか、分散するべきか
発信をしようと思っても、今やその選択肢はたくさんあります。
・ブログやnoteなどのテキスト
・SNS(X、Facebook、Instagram)
・YouTubeやTikTokなどの動画
・VoicyやPodcastなどの音声
趣味で楽しむなら好みで選べばいいのですが、ビジネスやキャリアにつなげたいのであれば、テキトウではなかなかうまくいきません。
戦略が必要です。
まず、やること、そして改善をしながら継続することは最低限の条件といえます。
その上で、どこでどう発信するかを考えるわけですが、まず、発信場所を集中するほうがいいのか、分散するほうがいいのかという二択があります。
結論から言うと、ここ10年で集中→分散に大きくシフトを求められているように感じています。
僕は2015年から「いつも隣にITのお仕事」というブログをはじめて、目標毎日更新、ノンプログラマーのみなさん向けのIT・プログラミング情報を発信してきました。
2022年から発信の軸足をVoicyに移し、ブログサイトにはVoicyの書き起こし記事を配信しています。
スタートから順当に伸び、一時期は月間135万PVをたたくほどに成長しました。しかし、その後、徐々に落ちていって2022年以降は数十万PV/月に落ち着いていました。
しかし、そして2023年末から大きく低下して10~15万PV/月ほどに低下しました。
この激しい上限は、なぜ起きているかというと、その裏にはGoogle検索アルゴリズムの変更があります。
ここ最近の変化については、個人ブログ系が軒並み低下しているという情報があります。個人的には、このアルゴリズム変更は生成AIの急速な進化と関係が強いように思います。
いずれにしても、Google検索の一本槍でビジネスをしてきた個人メディアは、けっこうダメージを受けているのではないかということです。
YouTubeでも同様に、Googleのパートナーシッププログラムの変更で、広告収益ががくんと下がるようなことが起きているそうです。
僕の場合、最近はブログだけでなく、書籍やSNS、口コミ、Voicyなどが流入経路に分散しているようすが伺えます。YouTubeというのも1,2回ありました。
分散していてよかった…。
この背景には、時代の流れ、技術とプラットフォームの変化が速く、そして大きいことにあるように思います。
軸足がひとつだと、そこが変化をもろに受けたときに、リカバリーが間に合わない。
ですから、いくつかの軸足にはっておいて、そこに常に観察をしながらリソース配分を変更する。また、新たな手法が生まれたときには素早くそのポジションをとりにいく。
そのような身軽さ、柔軟さが今は強く求められているように思います。
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