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読書とは"点"を繋げるアート

最近、目の前のタスクに追われて未来に向けた思考ができていない自分がいることに気づき、前から気になっていた落合さんの『忘れる読書』を読みました。

結論、めちゃくちゃ読書欲が高まったので、読んで感じたことやネクストアクションを言語化して残しておきます。

読書を通して点を増やす、つなげる

まず読書をすることの意味とはなんだろう?と考えた時に、自分のキャンバスに点を打つことだと結論づけました。ここでいう「点」とは人生の中で経験することを示しています。本は著者の頭の中を擬似体験できるシミュレーターのようなものであり、普段の日常では触れることが無い考え方に接することができます。

それらの点が単体で存在しているだけではただの知識で終わってしまいますが、自分の視点や解釈を上乗せすることで点がつながって線になります。いわゆるSteve JobsのConnecting the dotsのイメージですね。

読書の面白さは点をつなげることにあるのだと思います。著者の経験や考え方(点a)と自分の経験や考え方(点b)に関連性が見出せた時に点同士は繋がります。ただこの「関連性」を見出すことには、読書に対する基礎体力や抽象化する力が必要になってきます。

基礎体力が低ければそもそもの点の数が少ないので点同士が繋がりにくく、抽象化する力が低いと重要なエッセンスを抽出できません。つまり、文中の字面の意味をそのまま受け取っただけでは不十分で、著者の伝えたいことを抽象化して自分なりに噛み砕く必要があります。

そうして点と点がつながったときに自分の文脈がのった解釈が生まれ意見となります。

ネクストアクション

  • 基礎体力、抽象化力を養うための読書

  • 自分なりの文脈がのった意見の発信

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