setコマンド

シェルスクリプトで使われるsetコマンドについてまとめます。

【set】シェルのオプション機能の有効・無効を設定する
・用法1
set [-o][+o] オプション
オプションを有効にするには「-o」無効にするには「+o」
(オプション)
allexport   :新規作成・変更した変数を自動的に環境変数とする
emacs      :emacsエディタと同じキーバインドにする。
ignoreeof :Ctrl+Dを押してもログアウトしない設定にする
noclobber:リダイレクト演算子「>」「>&」「<>」で既存のファイルを上書き不可に設定する
noglob     :パス名展開を無効に設定する(ワイルドカードによる展開(*や?)が無効になる)
noexec    :シェルスクリプトを読み込むが、実行はせずに構文エラーのみを確認する
vi              :viエディタと同じキーバインドにする

・用法2
set -o (オプションなし):各オプションに対して状態を確認できる
set +o (オプションなし):setコマンドの状態で確認できる
それぞれ表示形式が違うがわかる結果は同じ。

・用法3
set (引数なし):設定済みのシェル変数や環境変数、シェル関数が表示される

いいなと思ったら応援しよう!