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「白石展子の売りにつながるマーケット講座!」  (第1回:お土産品/全3回)


Hola! プランナーの白石展子です。💃
フラメンコやアルゼンチンタンゴなどラテンダンスに魅入られ、仕事も「明るく」「楽しく」「ワクワク」をモットーに事業者の皆様に喜んで頂けるよう支援を続けております。
新潟県においては県内生産者や中小企業の食品企業の事業アドバイザーとして長年、支援に携わるなど大変ご縁のある県ですが、全国でもトップクラスの美味しいものや魅力あふれ個人的にも大好きな地域です。
現在、商品開発や販路支援、ブランディングの専門家として全国を飛び回っておりますが、この度は6次産業化を目指す皆様に他県ではどのような商品が「売り」につながったのか事例をご紹介したいと存じます。

これまで多くの企業の支援をしてまいりましたが、皆様の悩みはズバリ! 
「市場や消費者ニーズが把握できない」
「営業や販路開拓の方法が分からない」
「良いものを作ってもなかなか売れない」

今、市場は大きく変化しメリハリ消費も当たり前になり、これまで以上に売るのが大変な時代になっている中で、3つの需要にマッチした支援事例を取り上げていきますので、「売り」につながるためのヒントや参考にして頂ければ幸いです。

第1回 ~岡山編~  愛されるお土産品

牡蠣の生産量では広島、宮城が有名ですが、岡山も高品質なブランド牡蠣を育てており、筏をプランクトンが沢山いるところに引っ張っていく「沖だし」が特徴です。
大粒で身のしっかりした旨味のある高品質な牡蠣が採れ、その牡蠣を使ったオリーブオイル漬けやアヒージョは大手百貨店のギフトで取り扱いされております。

【百貨店以外に岡山の良質な牡蠣を買いやすく手軽に食べてもらいたい】

牡蠣といえば、お酒との相性ばっちり!
そのまま「おつまみ」として食してもらえ
値頃感のある買いやすい商品を開発

●ポイント1
食シーンを明確に「おつまみ」対応で、牡蠣の良さや美味しさを一番良く知っている漁師が考えた商品「くせになる漁師のおともシリーズ」のキャッチコピーとシンプルなデザイン

●ポイント2
お酒好きの「食シーン」や国内外より立ち寄る「移動シーン」を想定し、駅や空港に立ち寄る観光客をターゲットに買いやすく値頃感もあり持ち帰りしやすい商品形態

●販売チャネル
岡山駅構内、羽田エアポートガーデンなど移動のシーンに加え、都内アンテナショップなど人が集まる売場で展開、お土産商品として人気商品となり、その後、ご飯のお供シリーズや、より手軽にパウチ形態にした商品展開が進められております。
 
さて、これまで「売るチカラ」を鍛えるマーケットセミナーを続けて参りましたが、参加頂いた皆様もチカラが身につき出口へつながり実績が出ております。
そのマーケットセミナーより「消費者ニーズの変化」について                3回シリーズでポイントをお伝えしていきたいと存じます。

マーケット ワンポイント!!      「人口減少から読み取る」

世界の中で日本も人口減少が進み高齢化人口の割合は世界で最も高くなってきておりますが、これらにより世帯数は高齢者や一人世帯が増加するなど、世帯数の変化は食卓の変化につながります。

これからは胃袋の縮小に合わせた商品提案やサービスが重要です!

2回目はインバウンド需要が加速している中、インバウンド対応商品で売上をのばしている企業を取り上げますので、次回もお楽しみに・・・。


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