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「竹谷知江子の売れる手描きPOPの描き方講座」(第3回/全3回)

【第3回】個性的な筆文字POPで目立ち度満点!『筆ペンで描く POP 』

毛筆が苦手な人ほど文字に“あじ”が出る!?
簡単なルールとコツを学べばPOPも ハガキDMもメニューも描けちゃう。

左から、筆ペンの太字用、中字用、細字用
筆ペンうす墨、筆ペン赤色、水筆、朱肉

筆ペンで文字、イラストを描いてみましょう!


1.用意するもの

①筆ペン太字用 A4以上の大きな紙に書くPOPにお奨め。
        穂先が太くダイナミックな文字が書けます。
②筆ペン中字用 これ1本でもOK。A4サイズのPOPから小さなPOPまで書け  
        ます。
③筆ペン細字用 小さな文字、POPを書くときにあると便利です。
④筆ペンうす墨 イラストやラインを引くときに墨の濃淡表現が出来て便利
⑤筆ペンの赤色 朱色ではなく真っ赤な赤インクの物がお奨めです。
⑥水筆 水を入れて使う筆ペン。色をぼかしたりするときに使います。
⑦朱肉 落款やイラストの色付けに使用。
⑧用紙 コピー用紙でOK。にじみを楽しみたい方は本画仙紙などの和紙も使 
    えます。
⑨色画用紙 書き上げたPOPの台紙として使用します。
⑩マスキングテープ 和柄の物か、無地の色物をお奨めします。
⑪その他 ハサミ、のり、テッシュ、習字用の下敷き、定規、水彩色鉛筆等
【アドバイス】
・全種類そろえなくても大丈夫です。
・筆ペンは穂先がバラバラで筆状のものを選んでください。
・インクカートリッジの予備は買っておきましょう。※文字のかすれはNG 

2.書き方/筆使いのコツ

よこ線の練習と筆ペンの持ち方

【よこ線】
・筆は鉛筆持ちでOK。
・筆を立てて持つと細い線が書けます。
・穂先を使い細い線を書く練習を。
・震える、曲がるは味ですが、筆圧をコントロールしながらできるだけまっ 
 すぐな線が書けるよう練習。
・筆ペンを少しずつ倒して持ち、穂先が紙に触れる部分を増やし、線を徐々
 に太くする。
・よこ線の書き始めに力を入れずスーッと書きます。

たて線の練習と筆ペンの持ち方

【たて線】
・鉛筆持ちのまま手首ごと右に倒して持つ。
・筆の腹(穂先全部)を紙に押し付けて縦に引くように書く。

3.筆になれる/いろんなイラストを描いてみましょう

いろんなイラストを描いてみましょう!
いろんな筆文字に挑戦してみましょう!
なぞり書き、二度書き、全然 OK!
書き順は気にしない!

4.筆文字のくずし方
 1.正方形を意識した文字を書く
 2.ハネやハライなどは控えめ
 3.文字の一か所を太くする
 4.書き順は気にしない
 5.なぞり書き二度書きOK
 6.続け字は書かない
 7.読めることが大事
 8.いつもよりゆっくり描く
 9.文字間は寄せて詰めて

5.書き方のコツ/おさらい

6.筆ペンで描いたPOP作例

↑ レイアウトパターンの例 ①
↑ レイアウトパターンの例 ②

「竹谷知江子の売れる手描きPOPの描き方講座」(全3回)をご覧頂きありがとうございました。
 味のある手描きPOPを、どんどん描いてください!

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