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農産物や農産物加工品を拡販したい、 販路を作りたいけど、どうしたらいいの?

投稿者 売れる仕組みづくりプロデュース 代表 中俣順弥(新潟県地域プランナー)

これは私が受ける相談のうちで一番多い課題です。これまで直接商品を販売したことがない方にとっては、まったく雲をつかむような話でどうしたらいいのだ?!ということになります。これまでに営業の経験が全くなければ、何をしたらいいのかも分かりません。
私は全国展開を行っている百貨店で食品のバイヤーを長年担ってきました。仕入れと接客販売によりお客様から喜ばれる商品サービスを作る、発見して仕入れて、売り場に計画的に展開することが仕事でした。単純に営業する、宣伝物を発信するだけでは売れないということを知っています。

商品を販売するにはシンプルですが3つの要素があります。たったこれだけで売れるの?と思うかもしれませんが、これだけなのです!

《 何を 》《 誰に 》 《 どう提案するか 》

《何を》
これは皆様が売りたい商品です。農産物や、それらを加工した商品です。
《誰に》
これはターゲットです。誰に買ってほしいかを決める必要があります。
《どう提案するか》
これはターゲットにとって必要なものであると提案することです。

この中で最も重要な要素が《何を》です。
先ずはこれがスタートになります。
皆さまが育てている農作物とそれからできる加工食品が、どれだけ優れていて、美味しくて、安心安全なのかを自らが見つけることができるか、気が付けるかにかかっています。実はこれはかなりハードルが高いのです。
これまで長年に渡ってご自分が栽培する作物にどんな手間、手数、工夫、こだわりなどを書けていることって普通じゃないの?と思い込んで気が付かないからです。他の人と比べてどう違うのか?優れているのか?なども他の情報量が少なく分かりにくいこともあります。情報の取り方にも工夫が要ります。
そこで「あなたならではの良さやすごさは何ですか?」と伺うと「普通にやっているから特別なことはしてません」などと答えが返ってきます。必ずすごいこと、他ではやっていないことなどあるはずですので、まずはご自分のやっていることの棚卸をしてノートにどんどん書きましょう。そこから良さ、強み、魅力を見つけて、ターゲットの価値観を思い起こさせる発信=宣伝をしましょう。
これができたら毎月の販売計画と情報発信計画を作って切れ目のない商売促進を行って売上利益を拡大させましょう。
ケースバイケースになると思いますので、ぜひともお声がけください。ご支援をさせていただきます。

POPで発信しましょう

これは某販売店で店頭に陳列されている野菜です。
最低限の魅力情報をPOPで発信しましょう。
名前と魅力を出すだけで売れ方がずいぶん良くなります。
袋に詰める適切な量も工夫しましょう。
使い切れる量で食品ロスの削減です。
過剰包装や足りなさすぎる包装もだめ

個別の対応だけでなく、グループでもご支援が可能です。
ご近所様や生産者部会などでもセミナーとグループワークの組み合わせでもできます。

セミナーの様子
グループワークの様子
農家様主体の直売所

こちらは農家様主体の直売所ですが、こちらは
野菜の惣菜など商品開発や内容量と価格設定に加え
展開のレイアウトもご支援しています。
顧客施策立案とツール開発など総合的なアドバイスも
行なっております。

よろしくお願いいたします。


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