「手塚貴子の売り方のヒント!プチ講座」(第2回/全3回)
こんにちわ、新潟県イノベーションサポートセンターのプランナーの手塚貴子です。
第1回「販売のヒント!使えるインターネット販売」
第2回「商品販売のヒント!全国で見つけたBEST3」
第3回「ブランディングのヒント!目指せオンリー1」
第2回「商品販売のヒント!全国で見つけたBEST3」
3回連続「売り方のヒント!プチ講座」、今回はその2回目、「商品販売のヒント!全国で見つけたBEST3」です。
プライベートや仕事に関わらず、旅先では美味しいもの探しのアンテナが立ちます(笑)。
その地域では当たり前のものが、私にとってはとても珍しかったり、驚く視点を持った商品である場合が多々あります。
第3位 『どこにでもあるものが、ターゲットを絞った特別な商品に』
5年くらい前に北海道のニセコに行った際に見つけた「お米の2合パック」。どこにでもある商品でしたが、裏面にご飯の炊き方を英語で説明したシールが貼り付けてありました。
美味しいご飯の炊き方として、日本語でチラシを用意しているのは、よく見かけますが、英語のシールを貼り付けたものは初めて見ました。
外国から旅行者を迎える地域でしたら、英語に限らず他言語で用意しても良いと思います。
シール1枚貼るだけで、新しい商品の誕生です。
第2位 『細分化された商品』
「年中みかんのとれる町」三重県御浜町では40種類ものみかんが栽培され、御浜町やその周辺で商品化されているのが「みかんジュース」。
品種ごとに温州みかん、不知火(しらぬい)、ポンカン、せとか、カラ・マンダリン、甘夏、紅甘夏、サマーフレッシュ、マイヤーレモン等があります。ジュース工場の見学や、ドリンクコーナーで好きな3種類を選んで500円で飲むこともできます。750ml瓶だけでなく、飲みきりタイプの220mlがあるのも嬉しいです。
新潟県なら幸水、豊水、20世紀、あきづき、など梨の品種別ジュースが作れるのではないでしょうか。
第1位 『本当に捨てるしかない?』
私はびわが好きで、これまで「びわアイス」「びわゼリー」などを食べましたが、どれもフレッシュなびわの美味しさには遠く及びませんでした。
ところが、びわの産地、長崎市で見つけた、茂木びわを使った「びわの鈴」は、なんと「食べられる種入り」!ゼリーの中にシロップ煮された丸ごと1個のびわとホクホクの煮豆風の種が入っています。
キズが付いたりして出荷出来ないびわを使い、種は特別な処理をして食用にしているそうで、とても美味しく、斬新でした。
新潟だったらスイカの種のフライとか・・・・食べないのがあたり前、と思われている身近な物が商品になるかも知れませんね。
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