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読了『くらしのアナキズム』

感想書いてなかった。Twitterにも書いてなかった希ガス。

アナキズム、聞いたこと目にしたことあるけどどういう意味か知らなくて、勉強のためじゃなくかる〜くどういう考えなのか覗くのにはいいんじゃないのかな。易しかった。引用が多く、本編よりも各章のおわりに挟まれる熊本地震やエチオピアのコラムの方が筆者の言いたいことが書いてあるように思えて好きだ。

トイレがつかえなくてみんなが困りはてたとき、元気のいい男子中学生数人が「プールにまだ水があるけん、自分たちがバケツで汲んでくる!」と言いだした。それに大人たちも動かされて、プールから体育館までのバケツリレーがはじまった。

松村圭一郎『くらしのアナキズム』ミシマ社 52頁

泣いちゃうよ。

結局、国家なしで生きるには身近な地域の人たちと密な協力を!ということが書いてあって、そんな世界で村八分されたら死ぬしかないじゃん……とか思うけど、国家に絡めて文字の歴史、王の存在理由、族長とか海賊船の船長の選出についての話とか、知らなくて胸熱なところも多々あり。

僕は友達が少ない

読んでたころ、親に送ったLINEのスクショが出てきた。
こんなLINEを親に送るな。

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