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「殿、利息でござる!」が面白すぎる話

こんにちは、なーーさんです。


みなさん、映画は見ていますか?

私はサブスクで映画も見まくっています。

今回はHuluで拝見しました。

まだ見てない人は見てから戻ってきてください!!!笑

コメディかなくらいの気持ちで見てください!

おすすめです!

邦画

「殿、利息でござる!」

出演:阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、

   松田龍平、草笛光子、山崎努、羽生結弦

2016年5月14日公開。

1766年、仙台藩の吉岡宿で宿場町の窮状を救った

町人達の記録『国恩記』を元としている映画です。


・あらすじ

舞台となる小さな宿場町に

宿場町から宿場町間の物資調達をする「伝馬役」が任されていた。

「伝馬役」にはそれなりのお金もかかるが

直轄の領地ではないと藩主(お上)からの助成金は出ず。

百姓町としても厳しい状態の上、伝馬役でさらに苦しい状態。

伝馬役の助成金などをお上に申し出れば

死罪もありうる世の中

それをどう切り抜けていくか。

キャッチコピーは「ゼニと頭は使いよう」。

見所です。


※ここからネタバレ注意


・きっかけは思いつき

町に戻ってきた茶師の思いつき

殿様にお金をを貸し付けて、利息を伝馬役にあてる

貸し付けるお金は大金。

利息を伝馬役に当てることは大金を出しても一銭も戻らない。

それでも「後世のために」出資をすることで

人から人へ。心が通じていく。


・人から人へ。町から町へ。

利益ではなく後世に通ずる町のため。

利息は手段でしかありません。

その思いが

人から人へ伝わっていく様は

面白いようで感動的です

宿場町は上町、中町、下町があるようですが

お金が出せないくらいの貧困な方でも

儲かっている人たちに

必死で声をかけていきます。

この行動がなければお金は集まらなかったでしょう。


・2世代にも及ぶ思い


酒屋でもある「浅野屋

このおかしなシステムをすでに直そうとしていた

先代浅野屋はコツコツとお金を貯め

周りから「ケチ」「守銭奴」と言われようが貯め続けました。

それは次代に繋がり(妻夫木役:浅野)

それを他言することなく貯め続けていました。

今回の出資では

次代の浅野屋は町で一番の出資額

「浅野屋」が破産する覚悟で出資していきます。

先代浅野屋の教え。

人を苦しめてはならない

誠実で町の人たちの為にという人情に溢れた

その心意気は伝播し

間違いなくお上を動かした立役者となります。


・まとめ

ハッピーエンド好きの私には最高でした。

コメディかと思えば結局泣いていました。

日本独特な感じかもしれませんが

善を前面には出さず慎みを重んじる文化。

時代を経て分かる行動とも言えますが

その根底にあるのは

「人のため」というところが一番大切なところと

言えると思います。

こんなにトントンと話が進むことは映画だからだとは思いますが

生きていく上でこういった考えが

多く伝われば幸せな世界が少しでも築けるのかなと思いました。



長くなりましたが

ここまで読んでいただきありがとうございました。


なーーさん








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