"HSPとは?感受性が高い人々の特徴と生活への影響"
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※この記事は病気の治癒及び情報の正確性を保証するものではありません。
記事担当
今回の記事担当は(初めての担当です!)まさとです!
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初めに
みなさんはHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という言葉を耳にしたことはありますか?
この記事のタイトルにもありますが、知らない方も多いかも知れません。
私は自分の症状について調べているうちにHSPについて知りました。
ではさっそくHSPとはどのようなものなのか見ていきましょう!!
HSPとは……?
HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で人一倍繊細な気質を持って生まれた人という意味です。
HSPは、周囲の環境や刺激に対して通常の人よりも敏感で、感情や感覚が鋭敏という傾向があります。
HSPの4つの特性(DOESについて)
HSPには「DOES(ダズ)」と呼ばれる4つの特性があります。
ここではそのDOESについての説明とその特徴について解説していきます。
1.【Depth of processing】考え方が複雑で、深く考えてから行動する
物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかってしまう
あらゆる可能性を想定する
2.【Overstimulation】 刺激に敏感で疲れやすい
人混みや大きな音、騒音が苦手
常に気を張っていて、疲れやすい
人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
小さなことが気になり、寝つきにくくなる
3.【Empathy and emotional responsiveness】 人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする
人の機嫌が気になる
人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる
4.Sensitivity to subtleties】 あらゆる感覚がするどい
時計の音など、小さい音が気になってしまうほど聴覚が敏感
強い光や日光の眩しさが苦手
カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
第六感がはたらき、よく当たる
▼ここまで読んでみて「自分もHSPかも..?」と思った方はこちらのサイトから診断してみてください!
HSPの人が持つ長所
HSPだということに対して、ネガティブな要素に目が向けられてしまいますが、考え方によっては長所として捉えることもできます。
ここではHSPの人が持つ能力を紹介していきます。
一度に多くの情報を吸収できる
微細な違いに気づくことができる
慎重で危機管理能力が高い
共感力が高く、気配りが上手
想像力が豊か
HSPとうつ病の違い
ここまでHSPの特徴などについて書いてきましたが、「HSPってうつ病と何が違うの……?」と思った方がいるのではないでしょうか??
HSPとうつ病の大きな違いは、HSPは「気質」であり、うつ病は「病気」であるという点です。
HSPは病気や障害ではなく、生まれ持った特性(気質)で先天的なものです。
一方うつ病は、主に人間関係などの環境の変化などによるストレスから発症する病気で、後天的なもののことをいいます。
HSPの人はストレスを処理する「扁桃体」が活発なため、不安や恐怖を感じやすいです。また「ノルアドレナリン」やストレスホルモンといわれる「コチゾール」も分泌されやすいため、あらゆることに警戒し、敏感に反応してしまうため、HSPの人はうつ病を発症しやすいです。
HSPの人が楽に生きる方法
HSPの人は日常生活で気を使いすぎてしまうので、リラックスする方法を紹介します
自然を楽しむ
体にいいことをして体の感覚を満たす(走る、マッサージにいく、お風呂に浸かるなど)
動物と過ごす
芸術鑑賞をする
知覚を喜ばせることをする(香りの良い花を買う、美味しい食べ物を食べる、音楽を聴くなど)
これらはあくまで一例ですが、このほかにも自分が心地よく幸せを感じられることをすることが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
この記事を読んでHSPだということをダメなことだと捉えるのではなく、前向きに捉えることで、毎日を楽しく生きれるようになってくれると幸いです。
次回の記事も楽しみにしていてくださいね~!!
引用元サイト一覧
https://coelog.chuden.jp/child-rearing/hsp-take-it-easy/ (HSPが楽になる方法!繊細さんが長所を活かして過ごす方法)
https://www.shinagawa-mental.com/column/psychosomatic/hsp/ (HSPとは? チェックリストや向き合い方を解説)